地震や津波などの大規模災害時にはラジオが命綱になります。「ラジオは古くて時代遅れ」という風潮がありますが、今回の東日本関東大震災とそれに伴う災害が契機になって、いま一度ラジオの重要性を再認識させられました。今回の震災で、ラジオが持っている「情報の信頼性」と「正確で迅速な災害報道」の必要性と重要さを実感することになった方も多いのではないでしょうか?
今回の「ラジオ番組表」でも特集企画が組まれています。あの地震発生時に生放送をしていたラジオ番組「キラ☆キラ」での小島慶子さんの素晴らしい対応が「情熱大陸」などでも話題にもなりましたが、他のラジオ局では地震発生後、どのような報道体制を取って動いたのかが語られています。また、特に被害が酷かった地域では「コミニティFM」が「命に密着した放送」をしており、改めて地域密着型の「コミニティFM放送」がどれだけ災害時に重要な役割を果たすかということを再認識しました
そして、この雑誌を買う最大の動機になるであろう「AM・FMラジオ・国内短波のタイムテーブル&海外日本語放送」も、いつも通り全て記載されています
また、日本国内で受信できる「AM・FMの周波数帯域一覧表=国内+海外局の周波数も掲載(しかも中継局の周波数まで掲載)」も掲載されており、これが意外と便利で非常に使えます。さらに、全国のコミニティFM放送局リストと局ごとのベリカード発行状況まで掲載されているので、ベリカードコレクターの方には必須アイテムでもあります
勿論、遠距離受信・Eスポ受信などを趣味とするラジオファンなら必ず持っておきたい必須アイテムです
このネット全盛の時代に、今どきラジオ記事メインの雑誌が発売されていること自体がありがたいことですし、「ラジオ番組表」は貴重な存在でもあります。三才ブックスさんは、マニアックでコアな需要に応えてくれる出版社の代表として、その役割と使命を全うして頂きたいです。
蛇足ですが、生まれた頃からネットが当たり前に存在していた僕らの世代から見れば「ネット情報を紙媒体=雑誌にする」という世の流れに逆行するかのような姿勢には感慨深いものを感じます。僕らの世代からすれば「ラジオ番組表」はあまりにもアナログすぎて、かえって「斬新で新しい存在」なので、その姿勢にはこれからも期待していきたいです