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ラジオデイズ (河出文庫―文芸コレクション)
 
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ラジオデイズ (河出文庫―文芸コレクション) [文庫]

鈴木 清剛
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

商品の説明

第34回(1997年) 文藝賞受賞

出版社/著者からの内容紹介

追い払うことも仲良くすることもできない男が、オレの六畳で暮らしている……。二人の男の短い共同生活を奇跡的なまでのみずみずしさで描き、たちまちベストセラーとなった第三十四回文藝賞受賞作!

登録情報

  • 文庫: 175ページ
  • 出版社: 河出書房新社 (2000/10)
  • ISBN-10: 4309406173
  • ISBN-13: 978-4309406176
  • 発売日: 2000/10
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.4 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
この作品、何か変! というのが、読み始めた瞬間の感想でした。とにかく文章が変。人称が変。言葉づかいが何だか変……。中でも一番気になったのは、人称の問題。

主人公はカズキという青年の三人称小説なんですが、感情表現、その他もろもろの部分は、一人称の感じで描かれているのです。だから慣れないうちはものすごい違和感を覚えてしまって、最初の数ページで投げ出したくなったほどです。

けれども読み進めて行くうちに、私はすっかり物語にのめり込んでいました。人称だとか、文章だとか、そんなのが全く気にならなくなってしまったのです。

文庫に表示されているあらすじから想像するよりも、もっとあっさりとした、コンソメスープのようなストーリーで、私は池澤夏樹の「スティル・ライフ」をちょっと思い出しました。2!1歳になる主人公の青年が感じはじめる人生に対するそこはかとない疑問・あせり。そのようなものが上手く表現されています。

デビュー作ならではの、何かをひょいっと突き抜けた、とても勢いのある作品です。

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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 高橋源一郎氏が解説にも書いているが、見事になにも起きない話である。仕事して散歩いってお酒飲んでいるだけである。

 パン屋の匂いが漂う六畳間で主人公は気の合わない友人と過ごす。

 そこでトラブルが起こりそうなのに起こらない。主人公の彼女をも巻き込むのだが、そこでも問題なし。激しい悩みもなし。

 悩みはあるのだが、漠然とした不安みたいなもので、全然激しくない。

 だから、なのか本当に牧歌的な作品。

 初めての人はどうだろう。とにかく、大傑作ロックンロールミシンから入ったほうがいいのかな。
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By ミーミルの泉 トップ1000レビュアー
形式:文庫
『ラジオ デイズ』です。
作者本人があとがきで言っているように、若書きの作品です。文章としては、一人称と三人称の中間のような感じ。台詞が長々と連続する箇所が多く、途中で誰の台詞なのか分かりにくくなる所が多々あります。登場人物がカタカナで記されているので、ちょっと分かりにくかったりします。

内容は、若者の割と普通の姿を描いた普通の話。
ゆるい日常描写がメインです。
作品全体において述べられているパン工場のにおいが、主人公の青春をちょっと象徴しているようにも感じました。
普段は鼻が慣れちゃっていて感じないけど、いつも確かにそこにある。でも時に焦げるくらいに燃え上がっちゃったりして……

主人公も恋人も、奇妙な同居人も、埋まった物は石器だろうが漫画本だろうが掘り出しながら、これからもどこかで生きていくんだろうなー、という読後感を残してくれます。
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