流通経済大を強豪へ引き上げた著者が、ラグビーの原点を振り
返り、また、練習方法を記述した著。
前半は「ラグビーの原点」に関する著者の考察、後半は練習法。
かなりバランスが悪いです。想像するに、著者は前半が書きた
く、出版社は後半の内容で売りたかった気がします・・・
後半の練習法はそれほど特筆する内容でもない気がします。
ラグビーマガジンに乗っている記事を1年分集めればできそう
な内容。
僕が面白いと感じたのは前半。アーモンドの記述を引用します。
「ラグビーという競技には、ある一定の善意がなければならず
そうでなければすぐに競技ができなくなる」
そして著者は語ります、『チームのために死ぬ覚悟でタックルす
ることを涙で近い、一種のトランス状態でグランドに立つのに、
そこに「善意」を働かせる』このスポーツの特質を。
ラグビーについて、話をしたくなる本です。