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ラウンド・ミッドナイト [DVD]
 
 

ラウンド・ミッドナイト [DVD]

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登録情報

  • 出演: デクスター・ゴードン, ハービー・ハンコック, フランソワ・クリューゼ
  • 監督: ベルトラン・ダベルニエ
  • 形式: Color, Dolby, Widescreen
  • 言語 英語
  • 字幕: 日本語, 英語
  • リージョンコード: リージョン2 (このDVDは、他の国では再生できない可能性があります。詳細についてはこちらをご覧ください DVDの仕様。)
  • 画面サイズ: 2.35:1
  • ディスク枚数: 1
  • 販売元: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • DVD発売日: 2001/04/20
  • 時間: 131 分
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
  • ASIN: B00005HXP3
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: DVD - 46,987位 (DVDのベストセラーを見る)
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商品の説明

内容紹介

人生へ-ふたりのハートが熱く高鳴り始める。

パリのジャズクラブ"ブルー・ノート"。そこへニューヨークからテナー・サックスの名手、デイル・ターナーがやってきた。大物の来場に湧き返るクラブの外で、雨にうたれながらひとりその音に陶酔する若者がいた。貧しいデザイナーのフランシス、彼はこの音楽こそ"神の声"と確信する。しかしジャズ界の巨人として君臨してきたデイルも、酒とドラッグに溺れ、破滅へと向かっていた。そんな彼を支えるフランシスとその娘ベランジェ-ル。彼らは言葉を超えた、深い絆で結ばれていくのだったが…。
ハービー・ハンコックが音楽監督を担当、'86年度アカデミー賞オリジナル作曲賞を受賞。
映像特典…オリジナル劇場予告編

Amazon.co.jp

同名の名曲のように『ラウンド・ミッドナイト』(1986年)はムードにあふれ、型にはまらずアドリブを重視して取り入れた映画であり、結果としてそれまでになかった程、本物のジャズが散りばめられた作品になっている。デクスター・ゴードン演じるデイル・ターナーは、腕は一流だが酒癖の悪いジャズプレイヤーで、自らの意思でアメリカを後にしてヨーロッパを放浪する。そこでは寛容で耳の肥えた聴衆に受け入れられるが、荒れた私生活は相変わらずであった。麻薬とアルコールがこの背が高くぶっきらぼうなサックス奏者の体を蝕み、1959年にパリのジャズクラブで行われたセッションでは、しらふを装うとしても自信なさげで散漫な演奏により、極度に疲労した様子は隠しようがなかった。ターナーの研ぎ澄まされたソロは、けだるさを漂わせつつ遅れ気味のテンポで演奏され、スタイルという観点では説明し切れない。しかし、熱心なフランス人のファン(フランソワ・クリューゼ)が彼を自宅に引き取り面倒をみると、そうした献身振りが年老いたミュージシャンの演奏に新たな息吹を吹き込むことになる。映画ではターナーがアメリカに戻ったのは自らの死期を悟ったためだと捉えているが、パリのジャズクラブでステージに上がっていた時期は贖罪を暗示している。
ターナーのもろい性格がバド・パウエルやレスター・ヤングなど実在モデルをそのまま伝えているとすると、ベテランテナー奏者のデクスター・ゴードンに与えた役柄に対するベルトラン・タベルニエ監督のこだわりが、驚くべき真実味を伴ってこの人物像に吹き込まれていることが分かる。ゴードン自身の麻薬による逮捕歴や海外での長期にわたる生活がターナーの孤独な姿と重なり、結果としてタベルニエ監督によってゴードン(1990年死去)がアカデミー賞にノミネートされる程の、自然で感動的な演技が引き出されている。さらに、監督は映画に出てくるバンドをハービー・ハンコック、フレディ・ハバード、ウェイン・ショーター、ロン・カーターなどワールドクラスのミュージシャンによって構成しており、彼らの演奏シーンをライブパフォーマンスであるかのように映像化している。『Hancock's score』は米英両国でアカデミー賞を、フランスでもセザール賞を受賞している。(Sam Sutherland, Amazon.com)

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37 人中、37人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:DVD
名テナーのデクスター・ゴードンをはじめ、ハービー・ハンコックなど実在の一流ジャズマンが実際に出演し、演奏シーンも実際にライヴを行った所を撮影したこの『ラウンド・ミッドナイト』は音楽映画として見ても当然素晴らしいけど、何よりもそこに描かれたミュージシャンとあるファンの心通わせる様子や家族愛をキーにした様々な人間群像など、使い古された表現にはなるけど人間味に溢れたそのストーリーが映画自体を印象深いものにしているし、むしろそれこそがこの作品の肝なんだと思う。そして個人的な見方として、僕はこの“ただひたすらな”ジャズ・ファンである主人公フランシスのキャラクターにどうしても感情移入せざるを得ないのだ。特に今では多少落ちぶれて母国では相手にされなくなったジャズ!!マンを崇め奉る、その構図が。もう、痛い。痛すぎるんだ、この気持ちが。音楽好きな人間には居たたまれないくらい、このひたむきさが突き刺さる。そして、ちょっと羨ましくもある。ある意味自分の愛するアーティストのパトロン(?)になるという構図があるこの映画は「夢物語」と呼べるかもしれない。

このサントラCD(たぶん輸入盤でしか聴けない)はこの映画の豊潤すぎる音楽のパートだけを楽しむ意味でも、またジャズそのものの入り口としても最高だと思う。実際、僕は小難しいイメージの強かったこのジャンルに対する先入観と偏見をこの映画とアルバムによって完全払拭する事になった。名曲"Round Midnight"はマイルス・デイヴィスのミュート・ホーンを彷彿とさせる音色をあのボビー・マクファーリン(一般には"Don't Worry, Be Happy"の人、と説明しなきゃいけないんだろうか?)が「声だけで」表現していて、指摘されるまでこれが人間の声とは気付かないぐらいの素晴らしい演奏だと思う。そう、思えばこの曲をボビーが生で演奏するシーンをアカデミー賞の授賞式の中継(信じられない事に民放の地上波の夜帯だった)で見て訳もなく総毛立ったのを今でも鮮明に覚えている。ちなみにそのアカデミー賞(1986年・第59回)ではこの作品で演技は完全な素人だった映画初主演のデクスター・ゴードンが「主演男優賞」にノミネートされた事も付記しておく。

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16 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By hide-bon トップ100レビュアー
形式:DVD|Amazonが確認した購入
 ジャズミュージシャン数多しと言えども、アカデミー賞の主演男優部門にノミネートされてしまったプレイヤーは、デクスター・ゴードン唯一人である。ニューヨークで長年、第一級のテナー・サックス奏者として君臨しながら、酒とドラックに溺れ、パリに渡ってきたデイル・ターナー役を見事に演じた彼だが、その生き方といい、豪放零落で朗々とした吹きっぷりといい、時折見せる童心溢れるチャーミングなしぐさといい、しゃがれたブルージィな声質といい、演じると言うより、自らデクスター・ゴードン自身を、映画の中で表現してみせた感が強い。ゴードン自身、レスター・ヤングに感化され、ニューヨークを基盤に活躍、麻薬に侵されながらも、パリならぬコペンハーゲンに渡り、晩年までヨーロッパ中心に活動した処から見ても、どうしても、ふたりがオーバー・ラップされてしまう。ハービー・ハンコック、フレディ・ハバード、ボビー・ハッチャーソン、ウエイン・ショーター、ロン・カーター等登場するジャズメンの豪華さと、ブルーノートやライオンで繰り広げられる当人たちのセッションの数々、そして全編を醸し出す雰囲気と、ジャズファンには堪えられない映画だが、忘れてはならないのが、フランソワ・クリューゼ扮するターナーの熱烈大ファンであるフランシス。お金がなく、ライブハウスに入れない彼が重く閉じられたドアの僅かな隙間から漏れ聞こえるセッションを、地べたにへばりつきながら一心に聴く一途さや、ターナーと初めて会話した時に見せる満面笑みの表情は、正にその人物を愛するファン気質が感じられ、危ういながらも、十分感動的だ。
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18 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:DVD
舞台は50年代末のパリ。熱狂的なジャズファンであるフランス人グラフィック・デザイナーのフランシスは神と崇めるテナーサックス奏者デイル・ターナーの世話人を買って出る。しかしデイルは酒との縁が絶ち切れずフランシスをてこずらせ一緒に渡ったニューヨークではヤクの売人の影がちらつく。

フランシスはビブラフォン奏者のエースにそんなデイルのことを「何かあったの?」と問う。エースはこう答える。

「あいつか? 毎晩、創造するのは美を産むこと。その苦しみは、死ぬ苦しみなんだ。分かるか?」

この映画の凄いところは主演のデイル役デクスター・ゴードンや音楽監督も務めているハービー・ハンコックをはじめ登場するミュージシャンがみんな本物であることだ。そしてデイル・ターナーと同じように破滅型の人生を歩んだモダンジャズ・ピアノのパイオニアであるバド・パウエルとサックスの巨人レスター・ヤングにこの映画は捧げられている。

この映画は絶対に1人で観てほしい。なぜ1人なのかって? ラストまで観ればわかります。

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