現時点で、収録曲の2曲が既にチャートのトップに上り詰めている5th作。
ハードでエレクトリックな作風だった前作から、よりバラエティに富んだ良質のポップソングをコレクションしたものへと、変化してきています。R&B色は薄めで、どちらかと言えば、マドンナやアギレラを彷彿させる王道ポップス路線です。全曲、素晴らしく出来がいいです。
アシャンティやシアラ、ケリ・ヒルソンなど、同様にポスト・ビヨンセを目指すライバル達に、今のところ大差をつけてその地位を確立しつつあるリアーナ。今作においては、その差をさらに広げるべく、一女性ヴォーカリストとしての力量を飛躍的にアップさせてきています。元々彼女は、極めて優秀なシンガーであったわけですが(『UNFATHFUL』なんかを聴けば一目瞭然)、今回はさらに表現力に磨きをかけ、圧倒的な歌声を披露してくれています。
グッド・ミュージック、グッド・シンガー。
これが見事に噛み合った、彼女の最高傑作と言ってもいいんじゃないでしょうか。
しかしながら、僕個人としては、ラストに収録された曲、『LOVE THE WAY YOU LIE』のリアーナver.に完全にヤられてしまいました。スゴイです。
夏にヒットしたエミネムver.を、リアーナの歌を中心に再構成し、主演、客演が入れ替わったものなのですが、いやはや、こちらも強烈です。
とにかく、彼女の歌が迫真。そしてそれに応えるエムのラップも凄まじい。全編、鳥肌立ちまくりです。カッコよすぎます。
次は、これをシングルに切ればいいんじゃないでしょうか?10週くらい、連続でチャートの1位を爆走できるかもしれません。
なんて、思わせるくらい、素晴らしい曲です。この1曲を聴けただけで、僕なんかこのアルバム買ってよかったって、思ってしまいました。・・・