実を言うと、このDVDが発売当初店頭に並んでいたのの見て、正直興味が湧かなかったんです。
だって、古い曲ばかりだし、”Skull ring"が1曲入ってるけど、それが?てな感じだったんです。
まさか!The Stoogesが再結成しているとは、夢にも思わなかった。(涙)
1曲め”Loose"2曲目”Down on the street"は、わりとIggyのライブでは定番で、この面子での演奏は、なんだか音数が少なくて迫力がなく、なぜ、いま再結成なのかな?と苦笑ぎみだったんですが、3曲目”1969”のRonのギターリフが始まった時に、これだ!と飛び上がりました。
まさにStooges!”ワウワウのきいた”単純なギターのリフレインに絡む、おどろおどろしたドラム!彼らのマジックの始まりです。
アメリカの大地にしみ込んだネイティブアメリカンの呪いのような、どろんドロンのギターとドラムの織り成すグルーヴに絡む、Iggyのシャウト。
”I wana be your dog""TV eye"に続く”Dirt"では、もしかして、Iggyは、かの昔のように自らの肉体を割れたビンの破片で切り裂くのではないかと、はらはらしたものです。
会場の雰囲気も、かつてデトロイトのみで人気のあったHome Band、The Stoogesを暖かく、しかも熱を帯びて迎えている感じでGood!ステージに客を上げる場面も、どこかしらホームパーティめいていて、楽しげでした。
Iggy自身も、昔のひよっこみたいな肉体ではなく、たくましく鍛えあげられた御年うん十歳の充実したパフォーマーとして、本当に気の狂ったように暴れ狂います。(You can dance like Iggy Pop!)
ボーナストラック、ニューヨークでの、ドラム、ギター、IggyのオリジナルStoogesによるインストアセッションもとってもよい!
本人による曲の解説付きで、もし、いまから、仲間同士なにか集まって音を出したいと思う方々がいらっしゃれば、まさに必見!インスパイアされるものは大きいと存じます。