寺井尚子はモダンジャズの道を進んでいくものだと思っています。(jeloucy]からはその方向へ進む決意を固めたのだと思っています。だけに、バッハとかショパンの曲をやるという情報が入った時にはちょっと戸惑いが。元々クラシックな音楽をやっていた人なのだから、何でも弾きこなしてしまうとはいえ。聴いてみるまでは少し不安感もありましたが、やっぱり寺井尚子はジャズの人でありました。二曲目のバッハの曲なんかはいつも以上にぐいぐい迫ってくるような。melodyはいただいていますが、曲全体はモダンジャズそのもの。少しマッコイ的なスリリング感に近いでしょうか。ピアノとともにタイトなリズムで攻めてくるところなど。面白いのは(展覧会の絵)。主旋律だけいただいて、後は北島さんとやりたい放題.なおちゃんの好きなwetherreportみたいな感じにアドリブが決まっています。後このアルバムでは、ドラムの中沢さんがかなり活躍しております。やっぱりドラムが活躍しないと、楽しくないもの。これまでのスパニッシュサウンド的な部分はあまりなくて、寺井尚子が思う存分ヴァイオリンを弾いていたら,クラシックをやっていたところがちょっと顔を出すというところでしょうか。少しへヴィな音色はいつもどおり、いやこれまで以上に美しい。日本が世界に誇るジャズヴァイオリニスト寺井尚子。彼女の作品がamazon.com[usa]に売っているのはご存知でしょうか。どんな人が買うのでしょうか。