ニューヨークにはCD101.9というスムースJAZZ専門のFM局があるが、その局のへビロ盤になってもおかしくなさそうな、曲作りになっています。リーダーでドラマーの新井田孝則は1969年札幌生まれ。4歳の頃からドラムを始め、高校卒業後、同年ボストン・バークリー音楽院に入学。同音楽院卒業後は活動の場をボストンからニュー ヨークへ移す。2001年、アメリカ国内のオーディションにて大多数の中から選ばれ、アメリカ、ヨーロッパで絶大な人気を誇るミリオンセラーロックバン ド、トランス・サイベリアン・オーケストラのサポートドラマーに迎えられる。ロックポップ系音楽の活動をする傍ら、ニューヨークを中心に自己のジャズフュージョンバンドの活動を、コ・リーダーに元マイルス・デイビス・バンドのキー ボード奏者アダム・ホルツマンを迎え、ベースはジョー・ザビヌル、ハービー・ハンコック等の共演で知られるマット・ギャリソン、 またはザ・ブレッカー・ブラザーズ等の共演で知られるジェームス・ジーナスらと共に精力的に行う。この活動が、今回のアルバム制作へ繋がったとされる。現在デビッドレターマンショウのショーバンドのベースをつとめたり、過去にはスマップの隠れた名曲PEACEでベースをくねらせていた(ちなみにDs.はオマーハキム)ベース界の重鎮ウィル・リーも数曲参加。全体的にドラムのビートが重く、ためを効かせている感じが印象的であるが、スピード感が損なわれないでためを作っているところが並みのドラマーではない。イエロージャケッツのウィリアム・ケネディーかチック・コリア・オリジンのアダム・クルズに印象が似ているか!?久しく盛り上がりを見せない日本のフュージョンシーンに喝を入れる一作である。(と個人的には思う。)