T:ライティング・ワークショップは好き?
S:好きです。5年までの作文は嫌いだったのね。書くのが決まっちゃってい
るし、例えば遠足がテーマだったら、みんな同じ内容の作文みたいになるし、自
分一人でやるからつまんない。書いたら修正も校正もしないでポンと先生に出し
て終わりだし。ライティング・ワークショップは書きたいことが書けるし、ユー
モアも入れられるし、友達のいい案をもらえるのがいい。見せ合って修正・
校正したりするのがいい。
T:ライティング・ワークショップで一番好きな時間とかお気に入りの時間って?
S:「作家の椅子」の時間も好きで、そこで読むの結構好きだけど、オレ的に
は自分で材料集めしているところが好き。作家ノートに、自分の出来事とか、書
きたいこととか、いろいろ書いていくのがおもしろい。その中から選んで書くの
が好きです。何て言うのかなあ、材料集めしていると、自分のいい案が浮かんで
くるし、これならうまくいきそうとか考えられるのが楽しい。
T:成長したなあと思うことある?
S:すべてなんだけど、やっぱり前までは全て「したした作文」で、運動会な
ら「とても楽しかったです」で終わり。みんな同じ文章。今は、書き始めとか書
き終わりとかも気にして書くようになったし、読み手を意識するというのが一番
よかったかなあ。5年までは読んでいて「楽しい」とか「飽きない」とか気にし
ないで書いていた。あと今までは出して終わり。
ライティング・ワークショップになって、読み手に楽しんでほしいし、いい作
文にしたいから、自分でも友達にも何回も修正してもらうようになった。あと、
個人的には、あと常体と敬体も使い分けられるようになったのがよかった。常
体ってけっこういいし、俺にあってる。
あと、ライティング・ワークショップやって、この時間はひたすら書くから、
書くのに慣れて、たくさん書けるようになったと思う。
読み手を意識することがとても大事。考えたことを伝えるときに特に大事。
T:アドバイスでよかったのって思い出せる?
S:俺がいいなあと思ったのは、「この文章は常体にした方がいいんじゃな
い?」と言われたのがよかった。自分でも変だなあと思っていたのでよかった。
「ここに○○を入れてみたらどう?」「このこともっと詳しく説明して!」とい
うアドバイスもよかった。
T:ライティング・ワークショップの先生の役割って?
S:アドバイザー。あとそれも重要だけど、ほめるのも重要。オレもほめられ
てやる気になった。なんというか、心を書く気持ちにする人。
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