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ライチ☆光クラブ (f×COMICS)
 
 

ライチ☆光クラブ (f×COMICS) [コミック]

古屋 兎丸, 東京グランギニョル「ライチ光クラブ」
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (29件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,344 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

■驚愕!戦慄!興奮! 二十年のときを経てふたたび幕をあける、美しき少年たちの残酷なる舞台。
■工場の煙に覆われた螢光町の片隅にある「光クラブ」と名づけられた少年達の秘密基地。その場所で、ある崇高なる目的のために作られた「機械」が目を覚ました。鳴り響く笛の音、狂気をはらんだ叫び声…。熱狂する彼らの目的とは!? 「機械」の正体とは!?
■80年代、伝説の劇団「東京グランギニョル」(飴屋法水主宰)の舞台を、鬼才・古屋兎丸がマンガ化した衝撃作です。

出版社からのコメント

☆刊行直後から話題沸騰!すでに重版決定!
古屋兎丸の情熱と才気がほとばしる傑作が誕生しました。
☆少年たちの幼いがゆえの純粋で暴力的な欲望と狂気、そして純粋な心。帝王として君臨する少年ゼラ、彼を崇拝する仲間たち、謎の「機械」ライチ、囚われの美少女カノン……それぞれの人間関係が複雑に入り組みながら、最後の最後まで息をつかせぬドラマチックな展開が続きます。そして、心震える感動のラストをぜひ味わってみてください。
☆「エロティクス・エフ」最新号Vol.40には、「ライチ☆光クラブ」の特別編「常川君の日常」が掲載。古屋兎丸50問インタビューもありますので、こちらもお見逃しなく。

登録情報

  • コミック: 327ページ
  • 出版社: 太田出版 (2006/06)
  • ISBN-10: 4778320174
  • ISBN-13: 978-4778320171
  • 発売日: 2006/06
  • 商品の寸法: 21 x 15 x 4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (29件のカスタマーレビュー)
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52 人中、43人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 現代猟奇の寵児。, 2006/6/30
レビュー対象商品: ライチ☆光クラブ (f×COMICS) (コミック)
実在した劇団、「東京グランギニョル」の上演作品である「ライチ光クラブ」の漫画化作品。

(舞台の演出に、あの丸尾末広氏が参加していた)

古屋氏の卓越した描写力、物語力の成せる業。今までに発表されてきた

作品では表現しきれてこなかったものたちが、ここに於いて表現されているように思う。

廃墟の帝王ゼラを筆頭とする少年(中学生)たちが秘密基地で繰り広げる、秘密的な様々な計画・・・

猟奇的描写は「すさまじい」の一言。少年一人一人の散り様は多彩。コンプレックス破壊等等・・・

「パレポリ」や「ガーデン」の描写とはまた違った趣がある。詩的で、絶対的な死の力を見せ付けている。

舞台と漫画とは当然情報量が違う。そして、漫画ならではの描写も勿論可能。古屋氏はそれを成し遂げた。

ページ一杯の、否応なしに見せ付けられる死は、見るものに刻まれる。そして物語は、そうしてやっと成り立つのである。

巻末に氏のあとがきがあるが、ファンの方々のみならず、是非一読願いたい。同時代に氏の作品を読むことができるのを、本当に嬉しく思う。

最後に。確かに読む人を選びはするが、(猟奇描写は絶対に受け付けられない方は勇気を要する。)

文学、芸術を志す人には特に読んで戴きたい。そして消化して戴きたい。
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39 人中、32人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 最高傑作!!!!!!, 2006/7/2
レビュー対象商品: ライチ☆光クラブ (f×COMICS) (コミック)
今まで古屋兎丸の最高傑作は?と問われれば

「Marieの奏でる音楽」と答えてきた。

がしかしこの「ライチ☆光クラブ」は彼の最高傑作という域を

軽々と超え、現代漫画の最高峰と言っても過言ではないと断言する。

もう十数回読み返したがまったく飽きない。

美しき少年たちの内ゲバが激化する中でライチの実で動く機械と

少女の純愛が平行して進み、やがてそれは衝撃のラストを迎える。

東京グランギニョルから兎丸氏が衝撃を受けたように

私はこの漫画を後世に伝えていきたい。
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31 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 時を経て――。, 2007/7/11
レビュー対象商品: ライチ☆光クラブ (f×COMICS) (コミック)
再会した、という感じだった。
劇団「東京グランギニョル」の舞台も作者の古屋氏も、自分は知らない。
しかし学生時代、今はなき「プロムナイト」というホラー雑誌で長田ノオトという漫画家を知り、そこに掲載されていたのが「ダス・ブルート――血液」という作品だった。
主な登場人物は、眼鏡で知的な少年を会長に据えた生徒会メンバー達。そしてその絶対君主的会長の名は常川博行といった。
冒頭には新聞部の少年をリンチするシーン。会長の発言に従い彼を始末する生徒会役員達。学生服と闇の黒、天に浮かぶ巨大な白い月、工事現場。自分は陶酔するように、その世界にのめり込んだ。
やがて手に入れた長田氏のコミックスで、作者が「東京グランギニョル」のファンであった事を知る。
それから長い時を経て、自分はこの「ライチ☆光クラブ」に出会った。かつての長田氏の作品から感じた昏く苦く湿っぽく、そして切ないような空気が、そこにはあった。
あぁ、これだったんだ。漸く気付いた。違う作者の作品を通して、自分が惹きつけられたのは、「東京グランギニョル」が描いていた世界だったのだ。
内容以上に感動した私的な感慨を先に述べてしまった。本作については、とにかく読んで欲しいとしか言いようがない。描写から読み手を選ぶのは仕方がないが、自分はこの本を、かつて手に入れた長田氏の本と並べ、家宝にしようと思う。
最後の、水に漂う少年達のシーンは、泣きたくなる程の美しさだ。あれは舞台になかったマンガオリジナルの場面なのだろうか。舞台であったのなら、どんな演出がなされていたのだろうか。それだけが知りたい。
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