全世界は宇宙からやってきた未知のウィルスに冒され感染し、ゾンビと化した。ゾンビは血に飢え、生きている者を襲いその肉を食らった。噛まれた者も感染し、やがてゾンビと化す。社会経済、情報機関はわずか一年で麻痺し、人々は事態が収拾されるまでシェルターに避難することになったが、そこまでの道のりは厳しいものとなった。
ジョンもその一人であった。ジョン達は飛行機でシェルターのある島へむかったが、飛行機の故障により、島へは、墜落さながらの着陸となり、ジョン、大統領夫人とその子供二人、それに飛行機事故で離ればなれになったが、ジョンの恋人エンバーと乗客アリエルの六人のみを残し、ほか四十名以上が死亡した。死亡した乗客はゾンビとなって生存者を追い求める。
ロメロ作品と比べるとずいぶん少ないゾンビなので、少ないゾンビでいかに恐怖を醸し出せるかが、この映画のポイントなる。ゾンビ自体の特徴は頭を破壊すれば殺すことができるが、切り落とされた手だけが動くというのは物理的矛盾を感じさせ、また物語前半で、主人公のピストルの弾の無駄うちは心理的矛盾点を感じさせる。
都合良くサーベルが落ちていたり、辺りに日本の墓があったり、トレジャーという女の子はどうやって助かったんだろうか、とかつかみ所はないが、つっこみ所は満載の映画である。
メイクとかは出来はそんなには悪くはないし、要所要所はホラーになっていたので、ナルシストっぽい監督さんに甘く★2個です。