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5つ星のうち 5.0
遊牧民の絨毯にもっと興味がわくようになります!,
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レビュー対象商品: ライオンラグ―知られざるイラン遊牧民の手織絨毯 (布楽人双書) (単行本)
2007年にアートダイジェスト社より発行された「ライオンラグ」に特化した書籍です。著者が所有するライオンラグは、100点を超えていて「ライオンラグ」のコレクターとしては、日本有数のとのこと。書籍のなかでは、69点の著者の「ライオンラグ」の図版が掲載されて、一枚一枚の絨毯に対して細かな解説とその年代や制作した遊牧民をさまざまな見識をもとに推測した内容が掲載されています。「ライオンラグ」そのものも、イランの絨毯のなかではかなりユニークな存在なのですが、ライオンというモチーフ自体を愛嬌のある描き方をしていることも手伝って、こだわればこだわるほど制作したカシュガイ族やファース州に住む遊牧民の絨毯作りのあり方が見えてきて、遊牧民の絨毯への愛着がうまれてくる一冊に仕上がっています。著者は、ペルシャ絨毯の販売に長年関わっていることから知識も豊富で、「ライオンラグ」の年代の測定や制作した遊牧民の推測を行うためにさまざまな海外研究者が調べた情報も引用しながら丁寧に解説してくれています。沢山の「ライオンラグ」をみつめていくと、遊牧民が制作してきた時代や生活形態、文化の移り変わりなど見えてくる面白みがあるように感じました。著者は、“博物学的な価値はあるけれども、眺めているだけではなく、アートと同じようにその絨毯に込められたメッセージを感じて欲しい”と最後に書き残しています。 遊牧民の絨毯に憧れている人には、是非とも読んでみていただきたい一冊かと思います。 ライオンラグ―知られざるイラン遊牧民の手織絨毯 (布楽人双書)
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