細かいあらすじ等の説明は省略させていただきます。
この作品で印象に残ったのは主人公の高遠妃菜が抱えている孤独と寂しさでした。
この作品を読んでいて彼女の心のそういう部分に触れるたびに私自身の持っている同じような心情を認識せずにはいられませんでした。
さらに深く考えていくと孤独とか寂しさは人間なら誰しもが持っていてそこから何とか逃れようともがき苦しむのが生きるということのように思えました。
作品自体は普通のラブコメでそのような理屈抜きで楽しめるものなのですが私には孤独からくる心の隙間を埋めようとするも様々なことが障害になってそれがうまくいかない主人公の姿がけなげに見えると同時に人間が案外空虚な存在であるということに気づかされたことに新鮮味を感じた作品でした。