tenkla「ヨメイロちょいす」2巻。
5段階評価ということで本来ならば最高点をつける作品ではないのだが、
作者のあまりの頭のおかしさに脱帽したため5を付けさせて頂く。
いくらなんでも馬鹿すぎる。1巻の頃はまだシリアスパートもあったし、ラブコメディとしても機能していたのだが
ここまで来るともう完全にギャグマンガ。それも普通のギャグマンガではない。
頭のネジが完全に外れた、頭の中を空っぽにしても足りないくらいの突き抜けた馬鹿さ加減、騒々しさが思いっきり炸裂している。
掲載誌が本誌に移ったということで、よりインパクトのある表現に踏み込んだのか
やりすぎもやりすぎ、というか完全にアウトだろと怒りたくなるコマもいくつかある(「赤貝だ!」は流石にダメだろう)。
成年漫画時代の作風に完全に戻った感じもあり、新境地であったストーリー路線が薄れてしまった感じもある。
そこが残念といえば残念ではあった。
が、悲しいかな最後に収録されてる「レッツスタディ!!」という話で思いっきり爆笑してしまった。笑い転げてしまった。
ここまで煩悩まみれの漫画が果たしてあっただろうか。
「あの言葉」を連呼に継ぐ連呼しまくる最後の畳み掛け。読者を完全に置き去りにして作者独自の世界を拓いてしまったような感覚。
ぶっちゃけこれを勧めるという行為自体非常にアナーキーなことのような気もするが、
個人的にはこういう表現もアリなのではないかと思った。中途半端ではないし。むしろセーブすべきだし。
ただ、あとがきで作者本人も触れているように、1巻で垣間見せたシリアスパートがもう少し増えていくことにも期待したい。
取り合えずこの2巻は、すっごい「カオス」。みんながボケに回っている状態。 ちなみにパロディ多し。