相変わらずセンセーショナルな商品ですが、とりあえずアダルト描写のあるラブストーリーが許容できる方であれば、絶対のお勧めの作品です。私個人としては、シリーズ4人(5人?)のヒロインの中では一番好きな物語です。
まず最初に印象に残るのは、2巻収納BOXです。これは一般的なDVD(BD)用BOX(辞書の外箱タイプ)ではなく、VHSビデオソフト用のソフトケースのような“開く”タイプのものです。もちろん紙製ですがしっかりしており、イラスト表面の立体加工など丁寧に、そして贅沢に作られており好感が持てます。
同梱物については、ブックレットは前巻同様読みごたえがあり、丁寧に編纂されています。イラスト集はPCゲーム業界の商品の流れを汲んでいるようで、多少好みが分かれるところでしょう。そして、CD。収録時間は15分ほどと短いですが、ヘッドホン必須です。私はこの手の『添い寝CD』を初めて聴きましたが……恥ずかしい内容です。覚悟めされ。
本編の内容についてはあえて触れないでおきます。前述のように、いかにもアニメ的な表現によるラブストーリーでありながら、アダルトな展開を認められるのであれば、演出・作画・美術・音楽・演技など高いクオリティで創られている本作は一見の価値はあります。ぜひ2010年の問題作であり、良作である本作を楽しんで下さい。
ディスク仕様は前巻同様そつがありませんが、前巻では有効だったおまけパートのみの連続再生が、本巻ではあだになっています。本編パートに合わせた変則的な収録により、おまけパートが1.2.5.6話で再生されるためです。いっそ、M3.4話も追加で収録してくれるサービスがあっても良かったのではないかとわがままも言いたくなります。
TV放送時からHDであるが故に高画質の喜びの少ない本作ですが、『渚一葉』編と比べて肌色シーンが多くなった本編はより発色が良くなっているように感じられました。最近の作品はおしなべて肌色率が高いですが、本作での綺麗さは特筆ものです。モニターの画質設定をしっかりして、堪能してください。
再度記しておきますが、私的にはお勧めの商品となっています。一人でも多くの方が楽しんで貰えたらな、と願っています。