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ユーロへの挑戦
 
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ユーロへの挑戦 [単行本]

ハンス・ティートマイヤー , 国際通貨研究所 , 村瀬 哲司
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,940 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

監訳者から一言
著者のティートマイヤー博士はドイツ大蔵省次官、連邦銀行総裁として欧州統合の政治的ドラマの中心的役割を果たしてきた。本書は、1950年にフランスのシューマン外相が独仏の和解を訴えて始まった半世紀にわたる欧州統合と、困難を乗り越えて成立した単一通貨ユーロに対する著者の思いのこもった個人的回顧録である。それは今日に至るまでの各国の対立と理念にむけた協調への道のりを当事者の1人として詳細に描くとともに、戦後の通貨体制の歴史を振り返る好著でもある。
著者は、ユーロの導入がコストの削減と透明性の拡大に寄与し、新しい連帯意識を植え付けたと評価するが、その一方で、構造問題の顕在化、財政規律違反問題など新たな問題が起きていることに対して、「経済と政治が引き続きこの挑戦に対峙する」必要を訴えている。
本書に描かれた統合の意味するところ、そして統合にむけて必要であったリーダーによる強い政治的決意と膨大な事務的準備、そして絶え間ない折衝と困難を乗り越える努力の数々は、アジアにおける統合問題にも貴重な示唆をもたらすものである。

内容(「BOOK」データベースより)

ドイツ連邦銀行元総裁が語る通貨統合の内幕。アジア通貨統合への貴重な教訓。

出版社からのコメント

日本経済研究センター会長の小島明先生より,以下の推薦文を頂きました。----地域統合の実現には,これまでの市場主導を超えた,政治的なビジョンと意志が不可欠である。東アジアでは1997年通貨危機を起点として飛躍的に連帯意識を高めるなか「共同体」への構想が議論され始めた。他方,ヨーロッパでは当初から政治が通貨統合を主導し,単一通貨「ユーロ」を生み出すに至った。ヨーロッパ統合という,半世紀に及ぶ歴史的なドラマの主役の1人であるティートマイヤー氏の証言は,我々の選択に得がたい示唆を与えてくれる。 小島 明(日本経済研究センター会長)

著者からのコメント

訳者あとがきより(山木一之)
・・・私は1996年から5年間フランクフルトの日本国総領事館に勤務していました。欧州通貨機関(EMI:欧州中央銀行の前身が1994年にフランクフルトに創設されてから、ここに集まったEUの各国中央銀行の専門家は共通の目標である通貨同盟の準備に専心し、欧州通貨機関を収容したユーロタワーは不夜城の感を呈していました。
 欧州通貨の統一についてはドイツにおいてさえも懐疑的な議論が多くあり、ユーロが流通を始めた2002年辺りでも懐疑論は残っていました。しかしその後のユーロの着実な発展を見て、ユーロは最強通貨の一つとしての道を歩んでいる、と判断している専門家も多くなっているようです。それはともかく、これからのユーロの発展に対する関心はより大きくなっています。これに関して著者は終章において広い立場から根源的な指摘をしていますが、最も重要な点は、ユーロの価値の維持の為に決定された手段を守り、欧州の統合をこれからも持続的に進めることが安定を維持する上で重要であるとしています。・・・

著者について

ハンス・ティートマイヤー(Hans Tietmeyer)
1931年生まれ。1960年政治学博士(ケルン大学)。1962年にドイツ連邦経済省入省。1982-89年ドイツ連邦大蔵省次官。1990年ドイツ連邦銀行理事となり、1993年総裁就任。1999年操作委嘱を退任してのち、現在は欧州ビジネス・スクール学長、欧州決済銀行副総裁、IMF金融安定フォーラム委員など役職多数。ほぼ40年にわたって欧州通貨統合問題を直接担当する。ドイツ連邦共和国大功労十字章、わが国の旭日大綬章を授与される。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

ティートマイヤー,ハンス
1931年生まれ。1960年政治学博士(ケルン大学)。1962年にドイツ連邦経済省入省。1982‐89年ドイツ連邦大蔵省次官。1990年ドイツ連邦銀行理事となり、1993年総裁就任。1999年に総裁職を退任してのち、現在は欧州ビジネス・スクール学長、国際決済銀行副総裁、IMF金融安定フォーラム委員など役職多数。ほぼ40年間にわたって欧州通貨統合問題を直接担当する。ドイツ連邦共和国大功労十字章、わが国の旭日大綬章を授与される

村瀬 哲司
1945年生まれ。1968年、一橋大学商学部卒業。東京銀行、東京三菱銀行調査部長を経て、現在京都大学国際交流センター教授。2001年、京都大学学位取得(経済学博士)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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