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ユーラシア胎動――ロシア・中国・中央アジア (岩波新書)
 
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ユーラシア胎動――ロシア・中国・中央アジア (岩波新書) [新書]

堀江 則雄
5つ星のうち 2.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

多極化する世界の中で、いまユーラシア全体が一つの地域として沸き立っている。中国の爆発的な経済発展、ロシアのエネルギー資源外交の展開、中央アジア諸民族の台頭、そして国境を越えるヒトとモノの奔流……。現地取材を重ねたジャーナリストが、この広大な一帯に吹く変革の風を伝え、そのダイナミズムの意味を考える。

内容(「BOOK」データベースより)

多極化する世界の中で、いまユーラシア全体が一つの地域として沸き立っている。中国の爆発的な経済発展、ロシアのエネルギー資源外交の展開、中央アジア諸民族の台頭、そして国境を越えるヒトとモノの奔流…。現地取材を重ねたジャーナリストが、この広大な一帯に吹く変革の風を伝え、そのダイナミズムの意味を考える。

登録情報

  • 新書: 240ページ
  • 出版社: 岩波書店 (2010/5/21)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4004312477
  • ISBN-13: 978-4004312475
  • 発売日: 2010/5/21
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 2.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 革命人士 トップ500レビュアー
形式:新書
資源開発などビジネスでは注目度が高いが、日本人には疎い内陸アジアの情勢をリポートする。本書では、中央アジア5国や上海協力機構の基礎情報のほか、著者の現地取材が多く、充実している……感じもするのだが、読むにはやや残念な点が多かった。

全体的に現地取材から出版までのタイムラグが長すぎる。石油に沸く西シベリアの油田基地の街への取材が2008年、西安からシルクロードの鉄道を経由して、西部大開発が続くウズベキスタン・アルマトイへの取材旅行が2007年夏で、国境が画定されたハバロフスク国境地帯の取材が4年前の2006年夏。「今、沸き立つ地域で何が起きているか」(表紙帯より)をテーマとする本なのに、取材から出版までの間に、ウイグル暴動、原油価格暴落など変動が多すぎて、とても「今」を伝えるものにはなっていない(実際ロシアの街では取材数ヶ月後に「月給が半分になった」というメールが著者の元に届いたという)。西シベリアやウイグルの記述は「当時の」と注釈をつけた方がいいような感じだ。書いたらすぐに活字にするか、この1年の間に再取材すべきだったと思う。

そして、もう1点が「変動」というテーマが漠然としていて、記述にまとまりを欠く。著者も言うとおり、「全体像がすっきりしない」からこそ、中央アジアの見取り図を読者に作ってほしかったのだが、ルポとデータ紹介がごちゃごちゃと混ざっていて、内容にとりとめのない感じがした。ルポで「油田が…」「担ぎ屋が…」と言われても、全体像が見えない。最初で鳥瞰的にデータを紹介した後、各地では…という流れにするなりした方がよかったのではないか。

書いてある内容の1つ1つ自体はまあまあ読めるだけに惜しい。しかし、巻末の石油開発戦略など鳥瞰的データはある程度参考になる。
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形式:新書
 奥付をみて『シベリア抑留』(2001)の著者と知り、現地の
情報通のものだなと思い、軽い気持で読み始めました。しか
し、書かれている内容の重大さに目を見張りました。
 ロシア、中央アジア5カ国そして中国を中心とした地域での
最近の変貌が、それらの国が構成する上海協力機構という
地域協力組織、かつてのシルクロード地域で進む交通の整
備と物資の往来そして東への延びるパイプライン網などを話
題の軸としてレポートされています。
 著者が言うように「アメリカを通じて世界を見るという惰性か
ら抜け出し、(中略)ユーラシアのダイナミズムに日本が本格
的にかかわることで、この国の時代閉塞の混迷を打破するき
っかけになる」(序章)かは、直ぐに結論が出るものとは思え
ないものの、一度は議論する値打ちのある提案だとは思いし
た。
 基本的にはルポタージュなので、深い洞察には欠けるのか
もしれませんが、二百数ページの新書版としては十分な時事
情報と必要な考察が盛り込まれていたと思います。
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