ステルス系のアクションシューティング。
このシリーズは初めてで、非常に難しいイメージがあったが
今作は初心者にも親切な造りで遊びやすく面白い。
チュートリアルが親切だし、ボタン配置も自然なので
序盤を少しプレイしただけで操作に慣れる。
ステルス系とはいえ、ハンドガンは弾数無限だし
グレネードなどの補助装備も充実しており、
相当に暴れまくるプレイも可能。
ステルスが苦手なら、敵と銃撃戦しながら切り抜けていける。
暗がりにいるときには画面全体がモノクロ表示になり、
自分が敵から発見されにくいかどうかがすぐわかるのも親切。
敵に発見された場合、自分の姿の残像が視認でき、
敵がどこに注意を向けているかがわかる。
これを利用して裏に回り込んだり、しばらく隠れたりすることが可能。
このステルス系なのに厳しすぎないバランスが非常に見事で
「アサシンクリード2」や「バットマン アーカム・アサイラム」と同じ楽しさを感じる。
ステージの造り込みというか、建物の雰囲気や存在感も素晴らしく
民間人に紛れて任務をこなす展開や、銃声や爆発に驚いて逃げ惑う演出が映える。
全体的にこういった映画的な演出のクオリティが高く、
フルボイスで日本語吹き替えされ、
敵の怒号や別の部屋から漏れて聞こえる声がなお世界観に没頭させる。
部屋の名前や現在の目標が部屋の壁に直接、投影される見せ方も良く、
ゲームの進行を止めず、しかも邪魔にならない表現方法として斬新。
ただ、簡単な単語ばかりとはいえ目的は常に英語表示なので、
そのあたりが苦手な人は音声による指示に注意しなければならない。
全体的に敷居を下げ、誰にでも
気持ちのいいステルスアクションが体感できるのは嬉しい。
やたらと迫力のある映画的な世界観を味わえる作品。