本書は、ユースケースを使用してアスペクト指向ソフトフェア開発を行うための方法を体系的に説明します。その範囲は、要求定義、分析、設計、実装、テストにおよびます。また、UMLを使用して横断的な関心事とアスペクトをモデル化する方法、および、ユースケースとアスペクトに基づいて適応性の高いアーキテクチャを確立する方法を示します。アスペクト指向ソフトフェア開発を適用する際に注意すべき、実践面での重要な変更とパラダイムシフトや、プロジェクトですぐに利益を得る方法について要点を述べています。
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最も参考になったカスタマーレビュー
5 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ユースケース駆動モデルとAOPを紐付ける最新の教科書!,
By やぶ - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ユースケースによるアスペクト指向ソフトウェア開発 (Object Oriented Selectionシリーズ) (大型本)
まず、本書の目的の何たるかを知って置いたほうが良いでしょう。結論から申しますと、C++やJava、.NETといったOOP言語ではAOPの完全実現は行えないことに注意してください。本書においてはAspectJを例に取り上げ、AOPとは何かを説いています。 つまり、「AOPとはこういうものである」ということの理解を助けますが、既存の主流言語では実現の限界性があることを加味して、参考とすべきであるということになります。 では、本書は絵に描いた餅であるかというと、決してそんなことはありません。あくまでランゲージ・ニュートラルであることをイヴァー・ヤコブソン自身が明言しており、ユースケース駆動モデルとAOPは対局しないことを謳っています。 ユースケース駆動モデルの可能性がAOPにおいても通用することを示唆していることでもあり、また本書でAOPの何たるかが分かれば、それに沿った設計を行うことでAOPらしい設計〜コーディングを行えるでしょう。 バージョンアップや修正が発生したプロジェクトでも、新規機能や複数のクラスを横断する機能(つまり他のクラスに依存するクラス)の機能をポイントカットとしてアスペクトの中に包含するという考えは、ユースケースにおける<<extend>>と考えられます。 こうしたことを詳細に、またユースケースからロバストネス分析、設計モデルまでの流れも説明していて、ユースケース駆動モデルの実践的応用にも役立つことかと思います。
4 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
怪しいものと、怪しいものの2乗になっているかも。,
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レビュー対象商品: ユースケースによるアスペクト指向ソフトウェア開発 (Object Oriented Selectionシリーズ) (大型本)
ユースケースは、UMLの道具の中で、頭の整理のために使うか、最後に試験の事例に過不足がないかを確かめるために使うかの 2つの使い方があることが知られている。 本書では、その一つの使い方に限定して、話を展開していないだろうか。 また、アスペクト思考とは、 構造化、オブジェクト指向の流れの一部であって、 構造化>オブジェクト指向>アスペクト指向と、 前者を前提にしたより狭いところを指すものではないだろうか。 2つの怪しげなものが組み合わさっても、優秀な人書けば、 ソフトウェアができあがるという実証かもしれない。 著者の能力の高さが、本書の支えではないだろうか。 いずれにしても、能力の高い人の書いたものは、参考になる点が多い。 ただし、自分の能力ではできないことも平気そうに書いているので、 間違って同じ方法を取ろうとすると、失敗するかもしれない。 そんな気がする今日この頃です。
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