最初の導入では、ユングとフロイトの関係が悪くなる下りから、精神分析の考え方の違い等少しわかりにくい感じがあったが、整理すると内向的、外向的との性格があるということに落ち着いた。
こどもに対する分析については、内向的な場合に焦点が当てられ、変なスキンシップや余計な外向的発想を持たせるなという意見。すんなりわかった。たとえば、絵に興味があり、景色の移り変わりを他人が感心を示しても、本人は空想上の絵を描こうとしており、風景等は興味がなく、むしろ他人に強要されることに嫌気がさす。「自分の城に入ってくるな」と警戒をする等。よくわかります。こどもにやろうとしてる面もある。単なる内向でも経験主義と合理主義が途中で交錯している等結構複雑であることも示されているが、難しいので、2元論を頭に浮かべて読み進めた。
唯物論等の話をされてもマルクスの唯物論も意見が分かれるところがあるようで、難しい。後半は経験と考え方を合わせてみれば、読める。子供の育て方にも注意が必要と思う。赤ん坊のころには、かわいい瞳をしているのに、電車でよく見かける死んだような目をしていたり、目つきの悪い高校生や人間が多いのも、余計なお世話となる世間に反発しているのかもしれません。