読めば胸のつかえがスーッととれる整体の本。
といっても、どこかを押したり曲げたりする方法が書いてあるわけじゃない。
著者が30年以上にわたる整体の現場で観察してきた経験にもとづいて、
テクノロジーの発達と情報社会の到来で人間の身体がいかに大きく変化したかが
実例を挙げつつわかりやすく解説されています。
高度経済成長を支えた「昭和の骨盤」と、デジタルネイティブの「平成の骨盤」では、
そもそもそのメカニズムからしてまったく違うとのこと。
若者の消費行動や、セックスレス、若手社員が仕事をしない(ように見える)理由まで、
エッ、そんなことまでと思うような事象が「骨盤」や「胸椎」の動きによって
理路整然と解き明かされるのは、マジっすか? とツッコミながらも思わず
そういうことだったのか! と納得してしまいます。