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ユリイカ―EUREKA
 
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ユリイカ―EUREKA (単行本)

青山 真治 (著)
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

九州のある地方都市。バス運転手の沢井はバスジャックに遭遇し、直樹・梢の兄妹とともに生き残るが、事件によって心に深い傷を負う。そして、世間の興味本位な中傷。―それぞれの家庭が崩壊していく。二年後、消息を絶っていた沢井が街に戻ってくるが、同じ頃、連続殺人事件が起きて…。カンヌで世界の絶賛を浴びた、癒しと再生の一大叙事詩。新進気鋭の監督、青山真治が自ら小説化。


内容(「MARC」データベースより)

九州のある地方都市。バス運転手の沢井はバスジャックに遭遇し、直樹・梢の兄妹とともに生き残るが、心に深い傷を負う。カンヌ国際映画祭国際批評家連盟賞などを受賞した作品を監督自ら小説化する。

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2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 ビデオとセットでがおすすめ☆, 2004/1/12
映画を観て「十分」と感じた方にも読んでほしい一作です。
傷ついた心の様子や取り巻く人の気持ちは、様々ですよね。
「わかる」ような気はしても本当に他人の痛みを理解しているのか疑問に感じたり、SOSを感じても痛みを和らげてあげられないジレンマに陥ったり、「誰か助けて」と心で叫んでもどうしようもなかったり。

生きていく以上、多かれ少なかれ、心が傷つくという現象は無視できないことではないでしょうか。
登場人物の境遇は悲哀に満ちているのに、ピュアな希望が感じられる小説です。静かな語り口での進行に、一筋照らされる心は少なくないだろうと思います。

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5 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 ユリイカ, 2001/8/4
平々凡々と過ごしてきた毎日がある日起こったバスジャック事件で、しかも大勢の人が亡くなるのを目の前にした人々の事件後が描かれています。現在本当にいろいろな事件がおこっていますが、そこに出くわした人の苦悩は消えるものではありません。切ない物語です。
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2 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 それでも僕らは。, 2007/3/7
By 灰徒ムクイ (東京都目黒区) - レビューをすべて見る
これも前から読んでみたかった本。
いえ、決してタイトルがEUREKAだからとかではなくて。
でもユリイカという言葉の意味自身は好きです。

これは静かなる再生の物語です。
バラバラになったパズルのピースがかき集められていく物語。
口で言うのは簡単だけれど、それはとても辛く難しいこと。
ひとつのバスが乗客を乗せたままバスジャックに遭います。
生き残ったのは12人中運転手の男と二人の幼い兄妹だけ。
彼らはそれぞれ人には説明できない、彼らだけが共有できるトラウマを負ってしまう。
月日が流れ、男は一度は捨てた故郷に舞い戻り、不思議なめぐり合わせで兄妹たちと生活を共にすることとなる。
いや、本当は不思議でもなんでもなく、彼らの再会は必然だったのかもしれない。
そこから癒しのプロセスは始まった。
“プロセス”という言葉は無骨で嫌いなのだが、それは確かに順序を踏まえたプロセスなのだ。

彼らが生きる町で連続通り魔事件が起こり、
それを機に彼らは古びたバスで旅に出る。
運転手の男と兄妹、そして兄妹の従兄弟の学生を乗せた壊れかけのバスは、
宛ても無い彼らの旅路を進んでいく。

彼らの旅の終わりに待っていたのは解放でも救いでもないのかもしれない。
けれど、癒しはそこにあった。
この本を読んで僕はまた一歩ずつ前に進んでいける気持ちを貰いました。
じんわりと優しさがしみこんで来る本です。
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5つ星のうち 5.0 生きてくれ
剥き出しの暴力に捕われた人間が、その内に潜んでいた暴力に捕われる
という悲劇。あの少年が今でも生きていてくれることを願うばかりだ。
投稿日: 2004/7/14 投稿者: カスアマゾン太郎

5つ星のうち 5.0 原作は同名の映画
 第十四回三島由紀夫賞受賞作
投稿日: 2002/6/14

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