中孝介の資質とその声が非凡であり、多くの人に感銘を与えることは間違いない。小生がこのCDを購入したのも、随分前に一曲彼の歌(「花」)をTVで聴いて、もっと聴きたいと思ったからだ。
アメリカにRaul Midonという超新星がいる。彼も世界中のあらゆる音楽に通じており、その1stアルバムでは、これでもかというくらい盛り込んだのだが、誰のものでもない、彼独自のuniqueな「世界」を表現している。
一方で、中孝介のこのアルバムであるが、01.花、025.Going on、05.Ave Maria 辺りはやはり素晴らしい。
だが、トータルとしてみるとき、中孝介の独自の「世界」が現れてきてないと思う。
・・・その責の一端は、プロデューサにあるのかも知れない。
”僕が歌うとこの歌はこうなりますよ”的なものではなく、
音楽を心底愛している中には、是非彼にしか表現できない”Atari Wold”を創造して欲しい。
期待してます。