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ユニ・チャーム SAPS経営の原点―創業者高原慶一朗の経営哲学
 
 

ユニ・チャーム SAPS経営の原点―創業者高原慶一朗の経営哲学 [単行本]

二神 軍平
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

売上目標を捨て、営業日報をやめ、階層別営業会議を廃止し、行動管理とコミュニケーション、飲ミニケーションで勝負する。不況下で高業績を続けるユニ・チャームがグローバルに推進するSAPS経営モデルはどのように生まれたか、人間尊重・達成感重視・時間競争力を信条とする経営のしくみとその背景が初めて明らかに

内容(「BOOK」データベースより)

正しい思考と行動が達成感と高業績を生む。会社の運動能力を高める経営モデル。

登録情報

  • 単行本: 236ページ
  • 出版社: ダイヤモンド社 (2009/10/30)
  • ISBN-10: 4478011753
  • ISBN-13: 978-4478011751
  • 発売日: 2009/10/30
  • 商品の寸法: 19 x 13 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 65,049位 (本のベストセラーを見る)
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By Ray
形式:単行本|Amazonが確認した購入
最近まであまり表に出る事が無かった、数少ない日本の超優良企業、ユニチャームの経営(というかオペレーション)手法を解説した貴重な本。

感心したのは、ユニチャームという会社が、トヨタやPG等の企業に学びながらも、それらの会社の手法をそのまま入れるのではなく、自らに合うように修正して取り入れて、本当に「自分のもの」にしていること。

加えて、ユニチャームグループ全体の中で、「目標ではなく行動を管理する」とか、「4つの心の病(うぬぼれ、おごり、甘え、マンネリ)」とか、組織に染み付いた考え方を「言葉」として共有・継承しているのが凄い。こういう新制度の「実施時の厳禁項目」とか、「なるほど」と思います。

ちなみにSAPSとは特別な手法ではなく、Schedule、Action、Performance、Scheduleの頭文字で、いわゆるPDCAと変わらない。でも、PDCAというある意味普通のオペレーションでも、極めれば、競争優位になるという良い例だと思う。戦略に目がいきがちだが、オペレーションの威力、侮るべからず。

極めて平易な日本語で読みやすく書かれていて、いわゆるマネジメントの基本的考え方が散りばめられている。主に営業のオペレーションの内容だが、マーケと営業のコミュニケーション、在庫削減等のヒントも豊富なので、営業だけでなく企業の管理職にお勧め(但し、シニアなマネジメントには、少し基本的すぎるかも)。手法が題名になっているが、語られているのは主にその考え方や背景であり、マニュアルではない。ヒントを多くもらえる好著。

ちなみに、この本のサマリーのような内容が、BCG杉田さんの「思考する営業」という本にも出てます。まあ、ユニチャームは長年BCGがコンサルしてますからね。。。
このレビューは参考になりましたか?
9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By koken
形式:単行本
経営戦略は、実行され成果を出さなければ意味はないが、りっぱな経営計画を作って戦略経営をしていると勘違いしている企業はかなりあると思う。この本は、1961年に四国・愛媛の建材メーカとして創業され、創業48年で、売上3478億円、営業利益率10%、従業員7000人に成長したユニチャームのマネジメント実体について書かれた本である。
理論的に難しいことは書いていないが、戦略・方針を徹底・実行するにはどうしたらよいかを知るのに大変役立つ本である。マネジメントのポイントは、以下のSAPSと略される活動サイクルと、'「'@最優先課題に集中する。」「'A真因を突き止める。」「'B自己流を排除する。」「'C実行の仕組みを定着させる。」等の考え方を重視している。

・S:Schedule:「思考」と「行動」のスケジュール立てること。
・A:Action:計画通り実行すること。
・P:Performance:効果を測定し、反省点・改善点を抽出すること。
・S:Schedule:今週の反省を生かして次週の計画を立てること。

誤解を恐れずに端的に言えば、トヨタ生産方式を法人営業領域に適用したような感じである。
この本を読むことにより、ユニチャームという企業は、トヨタ生産方式、P&G、BCGに学び、自社は完璧でなく日々成長していかなければならないという謙虚さをもっている事を知り、成長する企業のすごさを感じた。
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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 米国式の成果主義的なマネージメントが導入されているあるいは導入されようとしているところは多いと思う。米国式の手法はマネージメントに限らず全て明快であるという特徴を持つ。すなわち、組織としての目標はこれで、この目標に一番近道で行くにはこういう手法という具合に分かりやすい。ところが、この米国式の手法は、人種や文化の異なる人材が混在するという米国的な事情により必要な手法で、人材の流動性が高いという社会制度があってこそ成り立つ手法である。
 さて、勝間和代が書いている通り、あるテーマに関する本を読む際には、その肯定・否定の両方の立場の本を読むことが大切である。
 この本は、米国の手法を参考にしながらも、ユニチャームに最適な手法に変更を加えていることが述べられており、参考になる。特に、成果主義がなぜいけないのかという記述は大変参考になる。ユニチャームで行われた、成果でなくて行動を管理すること変化を管理することの2点は、自分の立場に翻訳して熟考する価値がある。
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