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ユニクロ帝国の光と影
 
 
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ユニクロ帝国の光と影 [単行本]

横田 増生
5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (51件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

馴れ合い、お膳立て一切なし。ユニクロの真の姿に迫る。執行役員が次々辞めるのはなぜなのか? なぜ、正社員が1割しかいないのか?

内容(「BOOK」データベースより)

「努力します」「考えます」は許されない。総崩れの日本企業のなかで、唯一気を吐く柳井正率いるユニクロ。だが、これまで、独自調査によって柳井経営を精査したメディアはなかった。なぜ、執行役員が次々と辞めていくのか?なぜ、業績を回復させたにもかかわらず、玉塚元一は、追い出されたのか。なぜ、中国の協力工場について秘密にするのか?柳井正の父親による桎梏とは何なのか?誕生の地・宇部から、ユニクロ躍進の秘密を握る中国へ、そしてライバルZARAの心臓部スペインへ。グローバルな取材であぶりだす本当の柳井正とユニクロ。

登録情報

  • 単行本: 384ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2011/3/23)
  • ISBN-10: 4163737200
  • ISBN-13: 978-4163737201
  • 発売日: 2011/3/23
  • 商品パッケージの寸法: 18.8 x 12.6 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (51件のカスタマーレビュー)
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20 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By be3osaka トップ500レビュアー VINE™ メンバー
社長の幼い頃の様子、大学時代のこと、結婚に到る過程、親がどういう人でありその親との関係はどうであったかが前半にでています。柳井氏のことが有名になり、業績もさることながら性格についてもどういう人であるかが知られるようになってきた今綿密な取材によるこうした紹介は読者にとって非常に興味がもてるはずです。

柳井氏が大学2年のときに100日間の海外旅行に出かけたこと、そこで奥さんと知り合うことになったことも紹介されていたりします。留学はするつもりだったようですが実現していなかったりします。ユニクロの海外展開が注目されていますが、学生時代からちゃんと海外に目が向いていことを知り納得してしまいました。

ユニクロの高品質・安価がなぜ成立するかというと、製造過程で万全の管理と外注単価を引き下げる努力があるからですが、この努力は工場や労働者にはいろんな問題を生みます。著者は中国の工場へ直接取材を何件もこなして書いています。ここは非常に興味を引かれました。強大な影響力をもったユニクロの工場担当者が意外とはっきりと回答している事に驚きました。日本で1990円で売られているものが中国では350円という単価で発注されているのではという推測をしています。その工場で働く労働者への取材記事も出ています。生産管理についても一端が明らかにされています。その部分だけでも読む価値があると思われます。

日本の店舗における労働実態も店長の給料が年で600万〜700万円と書かれています。かなりの数の人が辞めていくことも触れられています。

消費者としてはユニクロ大歓迎であってもその背後にどういう実態があるのかについて知りたいと思う人は増えているはずです。そうした人々の興味に充分応えてくれる内容となっています。
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43 人中、37人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 西山達弘 トップ500レビュアー
今や押しも押されぬ超優良企業のユニクロを築き上げた柳井正について、通常のマスコミレベルでは知られない実像を取材した本。
 また、ユニクロと比較される世界的企業ZARAへの取材を通じて、今後の方向性のヒントも探る。

彼の生い立ちから、ユニクロ商法の原点である小郡商事にはじまり、フリースブーム後の停滞からの復活までを描く。

圧倒的な利益率に代表されるプラスイメージの一方、本書ではマイナスイメージとして中途採用した執行役員が次々と辞めていく理由や、店長の厳しい労働条件、従業員への分厚いマニュアルと軍隊式の指導、中国の製造工場への厳しい価格と品質要求。などを現地への取材で明らかにしていく。

興味深いのは、柳井がライバルとしているZARAの決算書と比較して浮かび上がる高収益の要因である。
 それは、販売管理費中の人件費比率の低さである。すなわち、正社員比率を低く抑えていることである。
 また、ユニクロと同様の大量の海外への見込み発注というビジネスモデルでのし上がってきたGAPの衰退と少量多品種生産で成長を続けるZARAを対比させることで、今後の方向性を示唆している。

ユニクロイコール柳井正であり、彼が築き上げたユニクロは、皮肉なことに現状のビジネスモデルを続けていく限り成長の限界を内包していることを明らかにしている。
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20 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By grimona VINE™ メンバー
Amazon.co.jpで購入済み
本書は、ユニクロの企業像を描いた力作である。

タイトルや装丁から、好業績を上げるユニクロへの妬みから来た暴露本かと思ったが、そうではない。

120を超える参考文献と、関係者への取材、海外現地取材、そして、柳井氏へのインタビューをもとにユニクロの企業像を分析した良書である。

具体的には、柳井正という経営者と、SPA(製造小売り)というビジネスモデルの分析を通し、これらが好業績を上げる今のユニクロの「光」であると同時に、それはそのまま未来のユニクロにとっての「影」であることを示している。

例えば、柳井氏についてみてみると、

現状に満足せず常に危機感を持ち、強力なリーダーシップで業績拡大を目指す柳井氏は、ある種独裁的な経営者といってもいいであろう。

彼の経営スタイルは、ユニクロに好業績をもたらしており、これがつまり「光」の部分だ。

しかし、その裏では執行役員が次々と会社を去っていく事実や、仕事の達成感、充実感を味わえない現場社員がいる事実がある。

これは、ユニクロが柳井氏のカリスマ性で持っている会社であることを如実に示しており、柳井氏がいなくなった後の会社としての基盤の脆さを浮き彫りにしている。

これが「影」の部分だ。

個人的に興味深かったのは、ユニクロがライバル視するZARAとの経営スタイルの差についてだ。

ユニクロのSPAが例えば中国に生産委託しているように外部委託を使ったサプライチェーンであるのに対し、ZARAは自社の資産でサプライチェーンを作っている。

この差は、一見すると、安い人件費を使えないZARAには不利なように見える。

しかし、ZARAは「ファッション性とスピード」を重要視した結果、サプライチェーンを自社資産で構築しているのだ。

ZARAのSPAは、自社のコアコンピタンスが何であるかを認識した結果なのだ。

では、ユニクロのSPAは、どういうコアコンピタンスのもとなのだろうか?

私には「低価格路線」ということしか思い浮かばない。

ユニクロが次の成長に進むためには、「低価格路線」以外の価値をコアコンピタンスとする必要があると思った。
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最近のカスタマーレビュー
5つ星のうち 4.0 冷静に、、、
かなり冷静にユニクロ柳井グループの内側を取材していると思います。読んで考えた事はこのような不景気で好調な企業は世間に良い波及効果を全く及ぼさないこと、人材派遣企業... 続きを読む
投稿日: 21日前 投稿者: ソララトフ
5つ星のうち 4.0 批判的な部分も多いですが、柳井さんはやはりすごい人
光の部分がクローズアップされることの多いユニクロの
どちらかというと、あまり取り上げられない部分を拾った本書。... 続きを読む
投稿日: 27日前 投稿者: maru
5つ星のうち 4.0 帯の文言はただの宣伝
帯に「謝ってもらおう」なんて書かれていたからどんな暴露本が出たんだと思っていたら、確かにこの文章は本の中に出てきているがそういう意味の表現ではなかった。うまいと言... 続きを読む
投稿日: 1か月前 投稿者: タヌキさん
5つ星のうち 5.0 他人事とはおもえない内容
月300時間以上働かされ、サービス残業禁止なのにせざるえない状況に追い込まれている... 続きを読む
投稿日: 1か月前 投稿者: しょーん
5つ星のうち 3.0 嫌い
この本を読んで、ユニクロが嫌いになった。儲かるためにはアクドクならねばならないのかな~
投稿日: 4か月前 投稿者: くんち
5つ星のうち 4.0 目くじらを立てるような内容ではない
一言で要約すれば「柳井氏はワンマン経営者」という内容ですが... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: ラガシュ
5つ星のうち 4.0 世襲かよ!
いつの間にか洋服が全部ユニクロ製になっている自分。
柳井さんがかいてる本も結構読んでいます。... 続きを読む
投稿日: 6か月前 投稿者: キートン砂糖
5つ星のうち 5.0 5章、6章のユニクロで働くということは必見
横田増生さんによるユニクロ=柳井正を分析した本。

国内で働くユニクロ社員や中国の工場で働く出稼ぎ労働者への... 続きを読む
投稿日: 9か月前 投稿者: 2級を目指す者
5つ星のうち 1.0 ちゃんと取材、分析出来ていない本
完全にタイトル負けしている。

「柳井は「一勝九敗」にこう書いている。」
「当時の柳井さんのインタビュー記事を読むと。」... 続きを読む
投稿日: 13か月前 投稿者: 正直なコメント
5つ星のうち 3.0 ZARAの調査部分が面白い
ZARAは自分で着るブランドでもないし知識がなかったが、デザインから14日で世界の店舗に新作が出せるとはすごい。... 続きを読む
投稿日: 14か月前 投稿者: shimada22
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