「私たちがいまいる場所は、グローバル資本主義から
グローバル市民主義への過渡的な場所ではないか」
という著者の認識は、イメージとして、なるほどと思う。
(具体的には、よくわからないが)
「ドルは裸の王様」であり、いずれ、1ドル=50円という
「ドルはハーフサイズ化が目安になると見ている」
という見立てや
景気回復のために、また小さなバブルを起こそうとしている
政策はおかしい
といった指摘も、私たちは頭に入れておくべきだと思う。
しかし、地域通貨でデフレを解消といった処方箋や、
「低価格の衣料品は、デザインも色も、創造性にも欠ける商品」とか
「携帯電話の多機能を使いこなせている日本人がどれだけいるだろう」
というような著者の認識は、残念ながら、一般市民、特に若い世代の人たち
の感覚から、大きくズレている。
ユニクロやH&Mといった「安売り」のお店で、実際に買い物を
されてみることをお薦めしたい。