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ヤーンの朝 (グイン・サーガ(103) ハヤカワ文庫 JA(807))
 
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ヤーンの朝 (グイン・サーガ(103) ハヤカワ文庫 JA(807)) [文庫]

栗本 薫
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

グインに負わされた深手によって、イシュトヴァーンは生死の境をさまよう。忌まわしい悪夢との格闘のすえ、意識を取りもどしたイシュトヴァーンの心にはある変化が起こっていた。いっぽう、山火事に追い立てられ、ユラ山系を逃げまどっていたグインとスカールたちは、グラチウスが起こした突然の豪雨に、九死に一生を得る。またそのころ、ユラ山系の状況を伝え聞いたケイロニア軍内でも、グイン捜索のための新たな動きが。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

栗本 薫
別名に中島梓。東京生まれ。早稲田大学文学部卒。77年中島梓名義の「文学の輪郭」で群像新人賞評論部門を受賞。78年『ぼくらの時代』で江戸川乱歩賞受賞。以後、作家・栗本薫、評論家・中島梓を使い分けて多彩な文筆活動を展開する。小説作品は、ミステリ、SF、時代小説、耽美小説と多岐にわたる。ライフワークともいうべき一大長篇ロマン「グイン・サーガ」は、2005年に100巻を達成し、早川書房より継続刊行中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 318ページ
  • 出版社: 早川書房 (2005/8/9)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4150308071
  • ISBN-13: 978-4150308070
  • 発売日: 2005/8/9
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.8 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
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形式:文庫
イシュトが・・・! あの狂王が!

グインに傷つけら高熱を発する中でイシュトが「反省」しましたよ!
奥さん! 大変なことです、自分の根源の弱さにとうとう向かいあった
のですから!
「それ」を見ないでいるために人格を分裂させ、したくないことを
無理やりして無茶を重ねてきたのですから、「それ」を超克してし
まえば、やっと「陽気なイシュト」に戻れるのかもしれない。
今ならアムネリスに素直にあやまることだってできるのかも
しれない。

そして既に本編で予告されていた「彼の人生にとって重大な
意味をもつようになるミロク教」への布石がここで打たれたわけ
ですね。
しかしあのイシュトがなあ!
一時はもうイタすぎて彼の登場場面は読むのが辛かったのに。

さて、しかしそう一筋縄にはいかないのがおなじみ栗本節。
続編が待たれます!

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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
内容薄すぎ 2005/10/28
By カスタマー
形式:文庫
相変わらずのスローテンポな展開に目眩を感じます。グラチウスとイェライシャの戦いなんぞ1章だけでも書けるでしょうに。
どんどんスーパーマン化していくヴァレリウスにも戸惑いを感じざるをえません。魔導師の設定があまりになんでもアリになりすぎです。
このレビューは参考になりましたか?
9 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Spinel
形式:文庫
グイン・サーガの流れが変わった。
「ずいぶんと面白くなっちゃって。どうしたの?」というのが第一印象だ。
たとえるなら、純朴で誰からも愛された子どもが反抗期でグレまくった挙句にようやく成長して様子が落ちついてきた、とでもいえば良いだろうか。

流れが変わった要因のひとつは、おそらくアルド・ナリスの死。それは、変な妄執であふれかえったグイン・サーガのよどみを断ちきる効果をもたらした。叱られるのを覚悟で言うならば、作者の当初の構想通り、ナリスがもっと早く舞台から降りていれば……と思わざるをえない。
もうひとつは、アモンの消滅。それは“すべてはヤンダル=ゾッグの陰謀でした”という拍子ぬけのオチ、あるいは後づけに思えるような設定からグイン・サーガを開放する効果をもたらした。古いジュブナイル風の味つけと描写の古代機械や星船は、グイン・サーガを萎えさせる。それらは、筆者のもうひとつのシリーズである魔界水滸伝でやってほしい、というのが正直なところだ。

巨大な艦船になればなるほど、舵を切ってもすぐに進路変更できないのに似て、いまようやく、アルド・ナリスの死とアモンの消滅という効果が顕われ、グイン・サーガの流れが変わっていくのだとしたら――この先を、期待してみたくなる。

現状において、グイン・サーガはむしろ100巻完結という呪縛を超えてから真価を発揮する物語なのかもしれない。
もちろん、予断はゆるさないが、今後の期待を込めに込めて☆四つ。

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