74年の公開当初、ものすごく話題になったフランケンシュタインのパロディ映画。全体がハマーフィルムのフランケンシュタインの映像を彷彿させるようなモノクロ映像で統一され、内容はメル・ブルックスお得意のギャグと掛け合いで笑える洗練されたのコメディ。
フランケンシュタインに馴染みのない人でも笑えるのは間違いなし。特に目が飛び出たイゴール(マーティ・フェルドマン)とフランケンシュタイン博士(ジーン・ワイルダー)との掛け合いは笑わされる。また、モンスターと盲目の老人とのやりとりは抱腹絶倒(私のお気に入りだ)。また、出演者も「未知との遭遇」のテリー・ガーがかわいい助手としてお色気を振りまいているし、何とジーン・ハックマンが特別出演している(エンドロールで一般の出演者の最後にこっそりクレジットされている)。
残念ながら、このDVDも日本語吹替版が収録されていない。昔、TVの映画劇場で観た人にとってはコメディの日本語吹替えは声優の職人技と言って良いような表現やアドリブ的なやり取りが魅力でおおいに笑ったものだ。英語でも日本人にはわかりにくいアメリカン・ジョークを日本人にもわかるように表現してくれているように思う(意外とコメディの吹替えはあまりない)。今度は是非、その職人技を堪能したいものだ。