水面下での巧妙な駆け引き、そして先の読み合い。それが今回も凄まじいです。
前巻、一人犠牲が出たハイブリッド。その上、毒島と合流できなかったり、援助が無くなったりとかなり不利になります。そんな中で未だ犠牲者0の豊平重工と様々な手段を用いて仕掛ける鳳凰連合が衝突。豊平琴刃と鉄美聖火、二人の勝負の行方は? 弓華の決断は? そしてカルナバルは?
非常に早い展開で、それだけにページを捲る手を止めることが出来ません。一つ勝負が終わったと思っても別の場所で別の戦いがという、戦闘シーンのフルコース。カルナバルの参加者がどんどん死んでいきます。何度もピンチになりますがその度、塵八と弓華、二人の成長はすごく頼もしく思えます。特に弓華の、母に対する葛藤の末の決断は注目です。
様々な遺恨を残し、カルナバルは終了します。ですが物語は終わりません。一つの区切りにはなると思いますが。もし現在シリーズ未読者で、購入を考えているのなら今ですよ