前作も読んでいたので、続編が出ればいいなと楽しみにしていました。
古いいい方ですが、冒険活劇を観ている(読んでいる)ようなでした。
スリルに満ち、笑って泣いて、読みはじめからググッと引き込まれて最後まで。
少年院から南米へ武者修行(?)に出た著者は、慣れない環境で緊張しつつも
何かを思いたつ → 即実行 → 失敗 → 素直に猛省 → 懲りず何かを思い立つ……。
日本でその繰り返しをしていたら「ただの懲りない人」ですが、なにせ舞台が南米です。
今、日本で暮らしていたら想像もできない自然環境や危険な街、徒労感、
人種を越えた濃い人間関係、移民の方々の苦労なども読み取れ、
元ヤンの成長小説というだけでなく、物語に深みと幅を感じました。
さわやかな読後感、「読んでよかった」と思える1冊です。