おやすみミュージック用としてベッド脇のサイドボックスの天板(幅40センチ×奥行30センチ)にポータブルCDプレーヤーとともに収まるサイズのスピーカーということで選びました。入力が資産有効活用のソニー製のポータブルCDプレーヤー(D-NE730)なので、スピーカーは必然的にアクティブスピーカーとなります。つまり豪華?2点セットのベッドサイドオーディオというわけです。従って出る音は当然モノラルとなり、ステレオとはまた違った音場になります。選択のポイントは上記の狭いスペースでの余裕のある低域の再生とぼやけない音像の確保です。実はこのスピーカーの前にフォステクスのPM0.4nを1週間ほど使いましたが、フォステクスは悪くは無いけど全体的にシャープで低域が若干不足という結論になり、このスピーカーに替えたということがあります。
このスピーカーはプロ用のモニターと謳っていますので、無味乾燥の冷たい音がするかと思いきや、そうではなく、公明正大ぶりはモニターだろうけど、人柄は温厚で度量大というまさに大人の音とでもいうのでしょうか。あまたある2万円台の普通のスピーカー(パッシブスピーカー)と比べても多分トップクラスの「穏やかな」HiFiな音がするであろうと思います。
もっともハイフェッツのスコットランド幻想曲(RCAリビングステレオ)のアダージョなどを聞くと、バイオリンの艶とか色気とかはさっぱりで、比べるのは間違いでしょうが本格的なオーディオシステムには勝ちようもありません。ベッドサイドで夜ゆったりとした気分で音楽を聞くという前提では、クラシックは星3つ、坂本冬美の「また恋してる」とかちあきなおみの「黄昏のビギン」などを聞くには星5つかな。世の中にはなんでもこいの万能スピーカーはありませんので、値段の割に大健闘しているという評価です。
これから聞き込んでいけばユニットもアンプも音がほぐれてくるでしょうからさらに期待度はあがります。本筋から外れた使い方ですが、参考になれば幸いです。