ちょっとオーディオにウルサイ人でも満足できる素性の良さがウリだ。特にクラッシックの再現性は秀逸で、コンサート会場の前列で聴いている雰囲気を再現できる能力は「流石YAMAHA!」と唸ってしまう。ただ、基本的な音場再現性がデッドなので、クラシックでは響きが不足する傾向にある。じゃあロックはと云うと品が良すぎて”アク”がなく、イマイチ盛り上がりに欠ける。総じて高い再現性はやはりジャズだろう。昔はCA-1000やC-2aを使用したYAMAHAファンの小生だが、良い意味で昔のYAMAHAサウンドは越えた感がある。どのジャンルも平均的にこなす完成度の高いアンプだが、ややプリ部の弱さが気になる。ミュートはリモコンからもパネルからも行えるが、人がボリュームを左に回した様に音量が上下できるので、これはスピーカーに優しい”老舗”ならではの機能だ。しかし、ソース間のクロストークにはチョット首を傾げたくなる。