実写版特撮映画のタイアップで始まった作品でしたが、放映時間帯の悪さと、諸般の事情で、途中打ち切り的に終わってしまった名作がDVD化。
TV放映終了後に発売されたOVA版同時収録されています。
今でこそ、有名なGLAYがOP&ED曲を歌っていて、けっこうよかったのですが、これまた諸般の事情(大人の)でGLAYの前期OP&ED曲はカットされ、後期版の歌に全て差し替えられていますので、非常に残念です。
この作品は1994年、世界名作劇場などでおなじみの日本アニメーションが初のロボットアニメに挑んだ意欲作。
とにかく、ロボットがっこいい!!
今観ても、全然遜色ないかっこ良さ!
仏像や神像をモチーフにしたそのデザインはかっこよすぎます。
ロボットといっても、第一、第二形態と脱皮を繰り返して、より強く成長したり、戦闘で受けた傷も自己修復するし、燃料は石や岩など鉱物などをそのまま食べて補給するなど、よく練られて設定もなかなかです。
特に、溶岩を手ですくってすする姿なんか印象的でした。
キャラデザインは日本アニメーションらしく、ほのぼの系で、やや癖がありますが、ストーリーはけっこう笑いあり、涙ありと、大人から子供まで安心して観れる作品に仕上がってます。
最近の作品に、「神無月の巫女」というのがありますが、ヤマタノオロチやその八人の部下、本来、敵であるロボットが正義側に寝返る設定など、本作品に非常に酷似しておりますが、この作品はそれよりも十年も前に作られてますので、なんらかの影響を与えたのではないかと思われます。
自分も、神無月の巫女を観ていて、あれ~昔やっていたヤマトタケルに似ているな~と思って本作を購入した位です。
総じて、歴史の闇に葬りさるには非常に惜しい名作です。一人でも多くの方に観て欲しいです。
最近はロボットものが少なくて、つまらないと思っている方、90年代にはこんな名作があったんです。是非とも、ご賞味あれ。