「ヤノマミの人々は…」という記述が多くあるが、
「本来人間は…」と全て読み替えられると思う。
嫉妬や喧嘩、争い事が絶えない。制裁もする。
外者を差別する。客人と分かると接待する。
物も女も盗む。
法螺話や艶話が好き。
女は良く働く、男は怠け者だがドヤ顔をする。
男女の情は、社会性を逸脱する。
幻覚剤を使い、炎や毒も操る。
収穫は祝う、奇祭・イベント好き。
人間以外の存在を創造する。
知識よりも智慧が必要。
死生観を持つ。
知ったり味わったら、後戻りできない…。
暴力的で美しく生きるなんて出来ない動物。
文明で少し美しく装うことが出来るようになったが、
本質はなにも変わっていないことを合わせ鏡のように本書から知らされた。
1万年前からの重みは、どう屁理屈をつけても覆せない。
DVD映像も併せて観たら書籍の知識が強烈な体験に変わりました。
対岸の火事的知識が、己の実体験に肉薄。
人間を描いた世界の名著や映画・哲学よりも、
単刀直入ストレートに人間そのものを感じさせられる。