出版社/著者からの内容紹介
オリジナリティあふれる機械彫刻作品に現代社会を鋭く反映し、内外から熱い注目を集めてきたヤノベケンジ。大阪万博の子ども(1965年大阪府生まれ)である彼は、幼少時代、大阪万博跡地を遊び場として育った。取り壊されるパビリオン群や打ち捨てられたロボットという光景に、 「未来の廃墟」への時間旅行を体験した。この原体験により、デビュー以降 「サヴァイヴァル」 をテーマに、終末の未来を生き抜くため自己の 「妄想」 の中でつくり上げた機械彫刻を次々に制作、内外の美術界で一躍注目を集めた。
1997 年より自作の放射線感知服を着て原発事故後の チェルノブイリ などを訪問する 「アトム・スーツ・プロジェクト」 を開始したヤノベは、予測を遥かに超える 「現実」 との接触を経て、制作のテーマを 「リヴァイヴァル」 へと緩やかにシフト。それは「世界の終わりを延長させること」から「未来をつくっていくこと」へのポジティブな方向転換となった。
主にデビュー(1990)から最新の「キンダガルテン」展(2005)まで15年にわたる全作品を収めた書籍に、133分に及ぶDVD、「document MEGALOMANIA」が一体となり、 ヤノベの作家活動の全貌を表わす!
内容(「MARC」データベースより)
ヤノベケンジ初の作品集。デビューから15年間にわたる軌跡を収めた図録とDVDが一体化。ヤノベの作家活動の集大成と言える1冊。