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11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ヤスジの前にヤスジなく、ヤスジの後にヤスジなし,
By レグルス (兵庫県神戸市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ヤスジのメッタメタガキ道講座―もうひとつの「少年マガジン黄金時代」 (単行本)
構成としては『谷岡ヤスジ傑作選 天才の証明』と同じで、マンガと同業者、芸能人のインタビュー、リスペクトマンガなど。コラムに関してはサブタイトルの通り、直接『ガキ道講座』についてではなく、「少年マガジン」についてのものもあるので、あんまり興味がない私にはツライ部分もあった。『ガキ道講座』は『アギャキャーマン』なんかと違って、ガキ(何人かいて、主人公として誰か一人が明確に決まっているわけではないのが特徴)と家族や学校が舞台と決まっているので、ある種のパターンが決まっているぶん、だいぶ読みやすかった。露骨な下ネタも(比較的)少なく、なるほど少年マンガ雑誌向けにはなっていると感じた。 その最たるものが「鼻血ブー」だが、スタイルとして「アサー」に続いて「ン?」と来るのが、パターン(ギャグ)として中盤以降は完全に定着している。連載開始初期は「アサー」だけだったというあたりが面白いところ。 表現としても子供(ガキ)の心理をスルドク拾い出して拡大し、そのガキに対して建前から次第にエゴをむき出す大人という図式が、子供にも大人にも受けた理由だろうと分かる。 絵に関しては辻惟雄氏の評論が的確。評論の中では荒俣宏の谷岡ゼリフについての評価が良かった。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
あの頃は,
By
レビュー対象商品: ヤスジのメッタメタガキ道講座―もうひとつの「少年マガジン黄金時代」 (単行本)
あの頃って、今と違って親とか教師とかがずいぶん権力を持っていて威張っていたように思います。子供は養われる立場だし知力も体力も人生経験も足りないから言われっぱなしだったんですよね。 そこに、谷岡マンガで親や教師の欺瞞を暴いて包丁を頭に突っ立ててくれたもんだから「これなんだよ。俺たちのやりたかったことは」なんてマンガの中だけだけどすっきりしたんではないでしょうか。 では、子供の味方かというとそうでもなく、ガキや赤ちゃんまで容赦なくやられています。 このマンガ、若い人や外人も面白く読める普遍性というか芸術性があると思うのですがどうでしょう。
5つ星のうち 4.0
70年代の過激,
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レビュー対象商品: ヤスジのメッタメタガキ道講座―もうひとつの「少年マガジン黄金時代」 (単行本)
1970年から1971年にかけて、『週刊少年マガジン』(講談社)にて連載された。子供達の過激な日常を描いたギャグ漫画作品。人を殴る、蹴る、刃物が飛び交う、子供が平気で親や教師を侮辱する、 派手に鼻血を噴出するという、かなり危険で過激な描写が特長だったが。 本書は1996年に文庫化されたもの。 1970年位15歳だった僕は、この過激に世の中自体への反抗、 などを見てしまっていたが今読み返すと、過激でもなんでもない。 世の中が谷岡ヤスジの過激に追いついてしまったという月並みな感想。
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