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モーニング Mourning
 
 

モーニング Mourning (単行本)

小路 幸也 (著)
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商品の説明

内容紹介

自殺を止めるべく仲間の一人を説得する中年男たち。
八十年代の大学生活を顧みるうちに、封印してきた事実が浮上……。
中年世代の青春小説。

【あらすじ】
あの人のためにしたことを、後悔したことなんか、ない――。
大学時代の親友である河東真吾の訃報に接した私。葬儀のため福岡に集まったのは、
同じ大学でバンドを組み、四年間一つ屋根の下で共同生活を送った淳平、ヒトシ、ワリョウ。
葬儀を終え、それぞれの家へ、仕事へ戻ろうとしたとき、今は俳優となった淳平が言った。
「この車で一人で帰って、自殺する」。
何故? しかもこんなタイミングで?
思いとどまらせるために、私たちは明日の仕事を放り投げ、レンタカーで一緒に東京まで向かう決意をする。
「自殺の理由を思い出してくれたら、やめる」。
淳平のその言葉に、二十数年前のあの日々へと遡行するロングドライブが始まった。
それは同時に、懐しい思い出話だけでは終わらない、鍵をかけ心の奥底に沈めた出来事をも浮上させることになっていくが……。


内容(「BOOK」データベースより)

大学時代の親友である河東真吾の訃報に接した私。葬儀のため福岡に集まったのは、同じ大学でバンドを組み、四年間一つ屋根の下で共同生活を送った淳平、ヒトシ、ワリョウ。葬儀を終え、それぞれの家へ、仕事へ戻ろうとしたとき、今は俳優となった淳平が言った。「この車で一人で帰って、自殺する」。何故?しかもこんなタイミングで?思いとどまらせるために、私たちは明日の仕事を放り投げ、レンタカーで一緒に東京まで向かう決意をする。「自殺の理由を思い出してくれたら、やめる」。淳平のその言葉に、二十数年前のあの日々へと遡行するロングドライブが始まった。それは同時に、懐しい思い出話だけでは終わらない、鍵をかけ心の奥底に沈めた出来事をも浮上させることになっていくが…。

登録情報

  • 単行本: 296ページ
  • 出版社: 実業之日本社 (2008/3/19)
  • ISBN-10: 4408535265
  • ISBN-13: 978-4408535265
  • 発売日: 2008/3/19
  • 商品の寸法: 19.2 x 14 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon.co.jp ランキング: 本 - 386,260位 (本のベストセラーを見る)

    カテゴリーランキング:

    858位 ─   > 文学・評論 > 文芸作品 > 日本文学 > さ行の著者
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6 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 切なさにウルッと来る作品です。, 2008/3/28
★大学時代の5人のメンバーの中の真吾が事故死した葬儀の後…。メンバーの一人だった淳平が自殺すると言い出した。淳平の自殺の原因は何なのか?過去を振り返りつつロングドライブが始まった…。★小路さんらしい切なさが残る作品で個人的には素敵な作品に仕上がっていると思います。★大学の頃、確かにあの頃って先の見えない将来に向かって頑張ることはあっても社会人となって感じる重荷ってなかったなぁ…とこの作品を読んでシミジミと思いました。仕事があったり家族を持ったり決して負の重荷ではないと分かってはいるけれども…。なんにも追わずに過去に戻れたらとやっぱり思う時ってあるなぁ…。
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7 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 本当の親友とは, 2008/4/3
By なおっち - レビューをすべて見る
(TOP 500 REVIEWER)   
大学時代の親友たちが20数年ぶりにそろう。
仲間の一人の葬儀に出るために。
それぞれがそれぞれの生活を抱え、
全員が揃うのは亡くなった20年ぶりのことだった。
もう全員が揃うことがない悲しみを抱えながら
自殺をするという仲間の真意を探りながらのロングドライブ。

その結末はなるほど、と思わせるものだった。
亡くなった人を偲ぶのは当然だけど、
それぞれの生活があるがゆえに
その偲ぶ時間も場所も限られてしまう。
思い出してあげることが、話をすることが、最大の供養かも知れない。

自殺を言い出した仲間の真意は、本人にしか分からない。
しかし、残された4人の気持ちを一つにするには十分だった。
そして語られる大学時代の、青春時代の思い出話。
40半ばになっても、その当時のこと色んな思い出を話すことができる
そんな関係がうらやましくも思えた。
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2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 しみじみとした想い出話, 2008/5/24
By ヤキソバ (奈良県) - レビューをすべて見る
(TOP 500 REVIEWER)   
5人全員が、1961年生まれで、かつて寝食を共にした、大学生時代の学友。
その5人が4人となり、葬儀の帰途、4人が3人になるかも知れないという局面となってしまう。
ここから、喪服での、とてつもない長距離の、ロングドライブが始まる。

作品は、学生時代の、想い出話を、延々と語る。
その内容は、単なる青春物語では終わらない、壮絶さがある。
車内で流される曲は、近い世代の人間には、懐かしいヒット曲ばかりだ。

社会人になってから、皆が初めて一同に集うのが、不幸にも、一人の葬儀の場となってしまった。
だからこそ、故人も含めた、想い出話は、何にも増して、貴重だ。

物語の結末には、深く納得させられる。
おそらく、この物語を読む方皆が、成程と思われると思う。

しみじみとした想い出話なのに、ハラハラとさせられる。
男の友情とは、得てして、こういうものだ。

深く共感出来る事をもってして、文句無しの星5つとした。
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