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モーニング Mourning (実業之日本社文庫)
 
 

モーニング Mourning (実業之日本社文庫) [文庫]

小路 幸也
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

あの人のためにしたことを後悔したことなんか、ない――。

二〇数年ぶり、親友の葬儀で福岡に集まったのは、大学時代の四年間、共同生活を送った三人の仲間と私。
葬儀を終え、一人の仲間が言う。「レンタカーで帰って自殺する」。
――思いとどまらせるため、私たちは一緒に東京まで帰る決意をし、あの頃へ遡行するロングドライブが始まった。
それは同時に、心の奥底に沈めた出来事を浮上させることになるが……

内容(「BOOK」データベースより)

二十数年ぶり、親友の葬儀で福岡に集まったのは、大学時代の四年間、共同生活を送った三人の仲間と私。葬儀を終え、一人の仲間が言う。「レンタカーで帰って自殺する」。―思いとどまらせるため、私たちは一緒に東京まで帰る決意をし、あの頃へ遡行するロングドライブが始まった。それは同時に、心の奥底に沈めた出来事を浮上させることになるが…。

登録情報

  • 文庫: 352ページ
  • 出版社: 実業之日本社 (2010/12/4)
  • ISBN-10: 4408550205
  • ISBN-13: 978-4408550206
  • 発売日: 2010/12/4
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 30,605位 (本のベストセラーを見る)
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ddd
形式:文庫
「話すだけ話した後に訪れる沈黙に心地よさを感じることができる友人はどれぐらいいるだろう。」
この一文が心に残りました。

主人公達は皆40歳を超えた中年です。
自殺すると言い出した親友の真意を考えるため皆で大学生時代を思い出すという流れになっています。

ミステリー的な要素はあまりなく、メインは友人たちとの絆です。
読み終わってみると恩田陸の「ネバーランド」みたいな感じがしました。
今40代の人は昔を懐かしみながら、今大学生の人は少し先の未来に思いをはせながら読める物語だと思います。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
★大学時代の5人のメンバーの中の真吾が事故死した葬儀の後…。メンバーの一人だった淳平が自殺すると言い出した。淳平の自殺の原因は何なのか?過去を振り返りつつロングドライブが始まった…。★小路さんらしい切なさが残る作品で個人的には素敵な作品に仕上がっていると思います。★大学の頃、確かにあの頃って先の見えない将来に向かって頑張ることはあっても社会人となって感じる重荷ってなかったなぁ…とこの作品を読んでシミジミと思いました。仕事があったり家族を持ったり決して負の重荷ではないと分かってはいるけれども…。なんにも追わずに過去に戻れたらとやっぱり思う時ってあるなぁ…。
このレビューは参考になりましたか?
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
優しくて清々しくてちょっと切ない小路幸也の世界。
この人の本、大好き。

このお話は、45歳の男4人の青春ロードムービーって雰囲気。

長いドライブの間、淳平の自殺の理由を探ろうと、かつての思い出を語り合う4人。
その昔話がとっても良いのだ。
かつては同じことに笑い、同じことに怒り、同じ時間を過ごした仲間。
今だってその仲間を大切に思っているけど、時がすぎ、それぞれ違う道を歩み、二度ともとには戻れない。

タイトルは「mourning(追悼)」。
亡くなった仲間を悼むための時間。
追悼の長いドライブの間だけ、かつての時間がよみがえる。

淳平が車内で i podから流す音楽が、そのころの音楽。
ブルース・スプリングスティーン
U2 <New Year's Day>
ジャニス・イアン <Will You Dance?>
エリック・クラプトン <Layla>
同じ世代としてはど真ん中にわかる曲ばかりで、読んでいて一気に雰囲気に入れる。

ところどころ、その手紙はそれでいいの?とか、だったらそれは言わなくて良かったんじゃないの?とか、最後も「へ?」と思ったけど、まあいいのだ。

今が不幸ってわけでも、それが悲しいってわけでもないけど、過ぎた時は二度と戻らない。
ラストの文が切ない。
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