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モーツァルト:歌劇《フィガロの結婚》 [DVD]
 
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モーツァルト:歌劇《フィガロの結婚》 [DVD]

5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)

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キャンペーンおよび追加情報



登録情報

  • 出演: アーノンクール(ニコラウス)
  • 形式: Color, Dolby, DTS Stereo, Widescreen
  • 字幕: 日本語, イタリア語
  • リージョンコード: リージョン2 (このDVDは、他の国では再生できない可能性があります。詳細についてはこちらをご覧ください DVDの仕様。)
  • 画面サイズ: 2.35:1
  • ディスク枚数: 2
  • 販売元: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • DVD発売日: 2007/07/25
  • 時間: 201 分
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • ASIN: B000QUCX6S
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: DVD - 108,145位 (DVDのベストセラーを見る)
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ディスク:1
1. 序曲(オープニング・クレジット)
2. 第1幕 ATTO PRIMO::第1曲 小二重唱:「5…10…20…30」
3. 第1幕 ATTO PRIMO::レチタティーヴォ:「愛しいフィガロ、何を測っているの?」
4. 第1幕 ATTO PRIMO::第2曲 小二重唱:「例えば奥様が」
5. 第1幕 ATTO PRIMO::レチタティーヴォ:「それなら黙って聞いてね」
6. 第1幕 ATTO PRIMO::レチタティーヴォ:「さすがだ、ご主人様!」
7. 第1幕 ATTO PRIMO::第3曲 カヴァティーナ:「ご主人様よ、もし踊りを踊られるのなら」
8. 第1幕 ATTO PRIMO::レチタティーヴォ:「結婚式の日取りが」
9. 第1幕 ATTO PRIMO::第4曲 アリア:「復讐だ!ああ、復讐だ!」
10. 第1幕 ATTO PRIMO::レチタティーヴォ:「見込みはありそうね」
全38曲を見る
ディスク:2
1. 第3幕 ATTO TERZO::レチタティーヴォ:「解せない話だ!」
2. 第3幕 ATTO TERZO::第17曲 小二重唱:「ひどい奴だ、なぜ今まで私をじらせた?」
3. 第3幕 ATTO TERZO::レチタティーヴォ:「なぜ今朝は冷たくした?」
4. 第3幕 ATTO TERZO::第18曲 レチタティーヴォとアリア:「勝ったわよだと!」
5. 第3幕 ATTO TERZO::「私はため息をつきながら、召し使いの幸せを見るのか?」
6. 第3幕 ATTO TERZO::レチタティーヴォ:「判決が出ました」
7. 第3幕 ATTO TERZO::第19曲 六重唱:「愛する息子を抱かせておくれ」
8. 第3幕 ATTO TERZO::レチタティーヴォ:「私たちの昔の愛の結晶ですわ」
9. 第3幕 ATTO TERZO::レチタティーヴォ:「行きましょうよ、お小姓さん」
10. 第3幕 ATTO TERZO::第20曲 レチタティーヴォとアリア:「スザンナはまだ来ないわ!」
全33曲を見る

商品の説明

内容(「キネマ旬報社」データベースより)

名匠、ニコラウス・アーノンクールのタクトによるモーツァルトの歌劇「フィガロの結婚」をDVD化。ダルカンジェロ、ネトレプコをはじめとする当代きっての歌手陣を擁し、これまでにない斬新な演出を展開した舞台の模様を存分に堪能できる。

内容(「Oricon」データベースより)

生誕250年モーツァルトイヤー全体を通して、最も大きな芸術的成果と言われる、ザルツブルク音楽祭2006にて上演されたクラウス・グート演出による「フィガロの結婚」を収録。


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カスタマーレビュー

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13 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:DVD
このDVDを観るに先だってCDで演奏だけをさんざん聴いていたこと、そして各種のメディアでその評をさんざん眼にしてきたこと、この2つの要因のおかげで、それほどの違和感を感じることなく鑑賞することができた。
むろん、そうでなければカナリの抵抗があったであろうことは事実だし、そうでないとしても「こんなものは『フィガロ』じゃない!」という声があるのは至極当然だと思う。少なくとも、「初めて眼にすべき」フィガロでは明らかにない(私は3年生の娘と一緒にオペラDVDを観るのを常としているが、サスガに見せられないシーンが多々あった;苦笑)。正統的でまっとうな(?)演出を期待して「ホノボノと楽しい時間を過ごそう」と意図すると、見事にカタスカシを喰らうであろう。
しかし前述の理由もあって、あらかじめ「覚悟」を決めてから観てみると、実に含蓄がある演出とも言える。むろん、どう見ても無理のある場面や明らかにオカシイ部分も多々あり、その意味ではもっともっと「磯野家の謎」を参考にして(笑)処理を練り込む余地があったのは明らかだが、感心する部分も多かった。そしてそれは、グートの演出そのものに感心した、というよりも「まったく同じ脚本(オペラだから、一字一句とて変更は許されないワケだ)であっても、ここまで雰囲気が変わるものか」という「人間ドラマ」の奥の深さに感心したのであり、それを音楽で体現したアーノンクールも、やっぱり大したものである。CDだけ聴いていると、とにかくその遅さとウィットのなさ、融通の利かなさに腹さえ立つが(笑)、しかし映像を観ると大いに納得するし、「フィガロ」をよくぞここまでシリアスな音楽に変え得たものだと感心する。そしてこれは、実際に私たちの人生劇場そのものに関しても、大いに教訓となることである。「私の人生を楽しく朗らかにするか、それともシリアスに重いものにするか」なんて、まったく同じ台詞で一日過ごしたとしても、大いに変わる可能性がある、ということに気づかされたのである。ならば、朗らかに楽しくした方がよいに決まっているし、同じ台詞を口にするにも、その意味すらまったく変えて発信・受信する可能性がある、という気づきである。これも人間ドラマの奥深さと言え、それに配慮せず生きているのとそうでないのとでは、1年も経てば大きな差が生じているだろう…という気づきである。
閑話休題。しかし映像作品としては、さすがにモーツァルト生誕250周年のザルツブルクで、しかも劇場新装のこけら落とし上演となるだけあって、(内容・解釈の是非は別にして)盤石の完成度、と言わざるを得ない。歌手のレベルも超一流、ネトレプコの美しいスザンナ、演技のリハーサルも完璧で、グートの演出意図を歌手が完全に体現できているのは見事。ただし、シェーファーのケルビーノとレッシュマンのコンテッサは、ビジュアル的に完全に×。こういう演出をするのなら、もっと違った人選ができたはずだ。
台本にはない黙役の天使ケルビン役のウリ・キルシュは大変な美男子で、同性の眼から見ても魅了される。これも解釈の是非を云々する前に、その麗しさに「すべて許す」のであり(笑)、ケルビーノとコンテッサもそういう人選をすべきだった。
男声陣は盤石。当代随一の伯爵であるスコウフスのノーブルな表現と苦悩に満ちた役作りは特に見事であった。60kgのキルシュを背負いながら歌う場面では、ついつい観ているこちらまで力が入り、「ガンバレ!」と応援してしまうほど(笑)。ダルカンジェロのフィガロも、アクは弱いが悪くない。本来完全な脇役であるバジリオを歌うヘンケンスは、その異常な目つきが見事で、4幕での普通なら退屈極まりないアリアも、キルシュの見事なパントマイムと相俟って、説得力溢れるものに仕上がっていた。
総括。ネトレプコの姿とボーナス・トラックのインタビューをまず愉しむ。そして次に「同じ台詞を口にしても、その意味はいかにも変わりうるものなんだ」という人生教訓として観る。それだけでも、このオネダンを支払う価値は十二分にあると、私は思うのだが…。
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8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:DVD
モーツァルト生誕250年のザルツブルグ音楽祭最大の話題作で、1年待たされてやっと手に入れたので、大いに期待していたのですが、序曲が始まると、アレアレえらく遅いなという感じで、シェーファーのケルビーノも目隠しして出てくるせいか、ちょっとこわごわ歌っている感じです。グートの演出も解説者のいうようにイプセンの現代劇のようですが、やりすぎという気もします。第2幕になると、なれてきたせいか、ケルビーノのアリアも美しく、音楽としては楽しめましたが、演劇としては最後まで違和感が残りました。モーツァルトのオペラを見終わった後のなんともいえない幸福感がないのです。たぶんモーツァルトの人間に対する暖かさがなくなってしまったせいかもわかりません。ただし特典映像で、ネトレプコがスザンナの第4幕のアリアをアーノンクールに「舟歌のように歌ってくれ」といわれたといって、ピアノ伴奏で歌いながら、グートが「目を開いて初めて光を受けたように初々しく」と演出をしている映像がありますが、ここは「なるほど」と納得できました。
このレビューは参考になりましたか?
16 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By お気に召すまま トップ1000レビュアー
形式:DVD
ネトレプコのスザンナ、シェーファーのケルビーノ、アーノンクールにウィーンフィルという豪華版。演出のクラウス・グートは、イプセンやストリンドベルイ、ベルイマンの映画などに着想を得たと言う。エロスを志向するケルビーノを主人公とする精神分析的解釈だ。原作にない天使(ケルビーノの分身)が頻繁に登場し、パントマイムで人々をあやつり人形のように繰る。人は黒ずくめの服、カラスも頻繁に登場し、エロスよりはタナトスの物語だ。ケルビーノと伯爵夫人、スザンナと伯爵の大胆な性愛シーンもある。こうした解釈には疑問もあるが、新演出は色々と試みられてよい。大きな階段と踊り場だけからなる舞台はきわめて斬新だ。家具が一切ない。ケルビーノが隠れる椅子も伯爵夫人のベッドもない。何もない空間に晒された人間は床に座り込み、性愛は床に押し倒して行われる。シェーファーのケルビーノはまったく「宝塚的」なところがなく、『フィガロ』上演史を画するケルビーノ像だろう。付録のインタビューが楽しい。真夏のザルツブルクの青空の下、すっぴんのネトレプコが豊満な肢体を惜しげもなく晒して、にこやかに作品解説。
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