ある方法で問題を抱える子どもたちを教育した実践的経験を通して、教育メソッドを確立したモンテッソーリメソッドというのがあることを知り、子供の発達に関心を持った私は、育児をする上で知ってみたいと思い購入。
モンテッソーリ本人の講演を素に作られた本のようですが、肯定的なポイント(納得と関心)4割、否定的なポイント(疑問と現実との乖離)6割って感じでしょうか。
肯定的なポイントとしては、各子供の観察に重きをおくことをとても重視した著者の意見が一貫して語られており、そこは最もだと。 一方で、否定的なポイントとしては、働く女性は禄な育児が出来ないかのような、かなり現実との乖離が多く、やはり古い本の限界と思われるコメントも多く含まれました。
一言で言えば、モンテッソーリって、自分の子供の成長をしっかり見つめて、お母さんなりに工夫したサポートをしてあげてということなんでしょう。
巻末の訳者が「著者は、女性である為に論理的に飛躍した持論を展開してしまう点があるものの、」といいつつフォローしているところが一番ウケてしまった。 こういうポイントって、古い本ならではの、味わい深いコメントですね。
すみません、私も女性ながら、同感です。 女性っぽい論理飛躍と繰り返しがありますが、かえってそこが肝っ玉かあちゃんのお説教みたいで染みる部分はあります! 精神科医だったそうですが、イタリア人のモンテッソーリさんはきっと愛情深い肝っ玉かあさんだったんだな、彼女の愛情を受けた問題児達はすくすく育ったんだな、と色々思いを巡らせました。 ただ、洗練度は高くない本だったので、少し残念。 そこで星3つ。 専門家の視点は知りませんよ。 あくまで、平凡な1母親としての意見です。