モンティ・パイソンは有名だからご存知だと思いますが、イギリスのコメディグループで、何でも有りです。ですから、下品で悪意に満ちていて、どうしようもなくお下劣です。ですが、少なくとも徹底的に笑いを追及していて、ある意味哲学を感じ取る事も、笑った後冷静になれるなら、可能です。
そんなモンティ・パイソンが「人生の意味」についてご高説をのたまってくれます。ショートスケッチで行き着く先はもちろんシニカルなものなのですが、そのシニカルさにたどり着く為に、下品でお下劣でしょーもない場面を通り抜けてなお、考えさせられるつくりになってます。下品で悪意があってお下劣ななのは手段と笑いの為であって結果ではありませんし、普通の人の「人生」なんて下品で悪意があってお下劣な部分で成り立っているところもありますから。
レストランの場面のグロさもあくまで手段なのではないかと。凄い手段ですけれど。でも、その後に差別主義者の話しを絡めて、しかもレストランからカメラが出るという作り手の予定調和を嫌う徹底さに、私個人はモンティ・パイソンの凄さを感じてしまいます。カトリックとプロテスタントの違いを究極の1点に絞ってを笑いに取る、タブーを笑わせる視点のズラし方がたまりません。きっと私がなんだかんだ言っても【社会派くんがゆく!】を見てしまう部分に繋がる何かがあります。
でも、ちょっと一緒に見ましょうよ!と誰かを誘うのは無理ですね。
気分はブルーな方が考え方をちょっとズラす面白さで気分転換するのにオススメかと。あまりに馬鹿馬鹿しすぎてブルーでいられなくなりますから。
それからもちろん、最近のテレビの笑いについていけない方(だって正直、勢いだけと、マンネリズムと、押し付けと、あまりに笑いたがってる受け手側が一緒になって笑いの質を落としています)にもオススメ致します。
あ、もちろん吹き替えですよ!吹き替えなくしてモンティ・パイソンは語れません!!そんなにモンティ・パイソン詳しくない私でも、ココは譲れません!!