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モンティニーの狼男爵 (光文社文庫)
 
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モンティニーの狼男爵 (光文社文庫) [文庫]

佐藤 亜紀
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

ラウール・ド・モンティニー男爵は、狼狩りの達人でした。その男爵が、ひょんなことから奥方を迎えることになりました。尼僧院で育った優しい娘。そして、その娘に会ったとき、男爵は彼女を自分の魂のように愛しはじめたのです。世にも珍しい、もっとも地味なカップルを扱った、フランスを舞台にした、正しく洗練された恋愛小説。

内容(「MARC」データベースより)

フランス革命前夜、パリからはなれた田舎町モンティニー。ひとりの男爵が、妻を寝とられ、狼に変身する。涙と笑いなしには読めない、異色滑稽転身譚。* --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 270ページ
  • 出版社: 光文社 (2001/10)
  • ISBN-10: 4334732224
  • ISBN-13: 978-4334732226
  • 発売日: 2001/10
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.8 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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18 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
この小説について、小谷真理さんが非常にうまいことを言っています。「洗練されすぎていていささか邪悪」でさえある、と。これは佐藤亜紀の小説全般に言えることで、まるで老獪な悪魔が貴婦人を装って社交界で遊んでいる感じというか、こんな小説を書ける人が日本人女性の中に、今いるというのはっきり言って誇らしい。狼に変身してしまうという田舎男爵をめぐる不倫(するのは妻ですが)小説。読まなきゃ損です。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
作者の他のものと比べるとしたら、「バルタザールの遍歴」よりさらに読みやすい印象を受けた(「雲雀」「天使」は正直難解だった)。時代背景が比較的シンプルに描かれているからか。
「狼男爵」の純粋さに心惹きつけられるとともに、彼の目を通じた周りの人間たちのぎらぎらした魅力はさすが佐藤節。
クライマックスに向かうとともに常軌を逸した展開となっていくのに、登場人物たちと同様、それを自然に受け入れている自分がなんだか可笑しくなってしまった。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By hamachobi トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
18世紀のフランスの田舎町を舞台にした不思議な恋愛小説。
ある男爵が妻の不倫を疑い、狼男になってしまう。
狼男となった男爵は、人間として、夫としての苦悩から解き放たれ、自由な狼として生きることの喜びを味わっているのだが...

愛の狂気をユーモラスに描き、そして相変わらずの佐藤亜紀らしい、ヨーロッパの雰囲気を漂わせた、とても面白い小説だ。

狼への親近感を抱かせられる。小谷真理も解説で書いていたが、平井和正の狼男シリーズを読んで育ったせいかしら?
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