登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
文字どおり人間とモンスターのパラダイス,
By となりのクツル (千葉県千葉市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: モンスターズ・イン・パラダイス〈3〉 (新書館ウィングス文庫) (文庫)
舞台は1920年代のニューヨークを思わせる大都会。しかしそこはセントール、ハーピー、スフィンクス、ゴルゴン、ミノタウロス、あろうことか吸血鬼ヴァンピールまで、ありとあらゆる神話や伝説のモンスターたちが人間と共存している異世界でした。この世界の犯罪捜査局に配属されて、ヴァンピールのカート・V・ウェステンラとコンビを組むことになった新米捜査官ジョエル・H・ホープくんの微笑ましくも涙ぐましい奮闘を縦糸に、美少女ヴァンピールのミリシャ、全身が宝石に変わっていく恐ろしい病気に罹ったスフィンクスのレオニダス、さらに人間至上主義を唱えてモンスターたちを社会から排除しようと企む狂信者たちなど、凸凹コンビはさまざまな人間模様や事件に巻き込まれていくのです。完結編となる本書では、これまで謎の存在だったエルモーライの正体や、心身ともに深手を負ってしまったカートの運命、そうして人類とモンスターが共存しているあっと驚く理由がついに明らかになります。そういう意味では、本書は全編これカタルシスの連続といった印象で、まるでノンストップのジェットコースターに乗っているようなスリルと疾走感に満ちていて、読了したときは心地よいすがすがしさをおぼえました。まだ第1巻と第2巻をお読みでない方は、3巻まとめて一気読みなさることをおすすめします。それにしても、本書の作者はひょっとすると高田純次さんのファンかもしれません(笑) 宗教画を思わせる山田睦月さんの表紙も内容の深みをみごとに表現していると思います。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
|
|