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5つ星のうち 4.0
激動の時代の神仙との邂逅記,
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レビュー対象商品: モンゴル神仙邂逅記 (単行本)
激動の時代に中国大陸に渡り、二人の神仙に出会った笹目氏の自伝です。著者は1902年に生まれ、22歳の時、遊学していた中国大陸で白頭山(長白山)の呂霊棘(リョリンライ)神仙に出会います。呂神仙は当時で207歳で、日本や朝鮮の天地の気を安定させるために当地で天地の呼吸を整えている、と語ります。 そしてこの時に著者は月の精気を得る秘法を授かり、今後歩む苦難に満ちた人生と12年後にもう一人の神仙に会うことを予言されます。 なお、この秘法はマントラのような呪文なのですが、大本にも同じものが伝わっているとのことで、笹目氏と大本教の不思議なつながりの一端がうかがえます。 その後、著者は時代に翻弄され苦境に立つモンゴル民族のために、持ち前の行動力を発揮し、モンゴル民族再興運動に身を投じます。 そして日本国内にモンゴルからの留学生受け入れのための施設を造り、北京にはモンゴルの学校を建立しました。 そして呂神仙とあった12年後に、青海省で500歳を超えるという疏勒神仙との邂逅を果たします。 そこでは遠い距離を一瞬で移動するなど神秘的な経験をし、更に太陽の精気を得る法を授かったとのことでした。 それからソ連に抑留されて11年にも及ぶ過酷な収容所生活を神仙に教わった秘法を使って生き延び、ついに帰国を果たします。 そしてその後は奥多摩の大岳山に隠遁し、日本の仙人と呼ばれたようです。 とても信じられないような荒唐無稽な話で、神仙に会ったことなど証明しようがないですが、不思議なリアリティがあり、興味深く読めました。 なお、残念なことに著者は97年に93歳で帰幽されています。
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