洞口雄大が蒲郡の一般戦で優勝した。デビューして半年という快挙だった。波多野憲二はそのニュースを聞き、闘志を燃やす。そんな憲二のもとに新鋭リーグ戦への斡旋通知が届いた。デビュー7年以内の選手しか出場資格がない新鋭リーグ。そのリーグ戦には洞口も出場することになっていた。本栖研修所を出てから初めての対面。2人の間には張り詰めた緊張感があった。そんな新鋭リーグの注目選手は72期の岡泉誠二と74期の潮崎俊也。荒れ狂う水面。「赤城おろし」が吹く桐生競艇場。レースも荒れに荒れて…。優勝するのは一体誰? そして一生懸命に頼み込んでやっと憲二の師匠になってくれた小池勘一が突然憲二を破門にすると言い出した。一体なぜ? 競艇で一番大切なことって何? そして次に迎えたレースで青島優子と一緒の斡旋を受けた憲二。しかし、憲二は青島の前で今後の成績を大きく左右するほどの失敗をしてしまう。どうなる憲二。 ●○● いやみな部分も多いけれど、才能を上回る努力をしている洞口に好感を覚えました。