前半部のモルト・ウィスキーに関する蘊蓄、そして後半部の各蒸留所の紹介とテイスティングノートの二部構成になっています。特に目を惹くのは後半のテイスティングノート。蒸留年や熟成年数の異なるボトルについても、それぞれ特徴が細かく表現されており、自分の知っているヴィンテージと比較することで、その風味を想像することができます。このノートをみながらまだ見ぬボトルに思いを馳せる一時は、モルトファンにとってはたまらないものになるでしょう。
ただ一つ残念なのが、翻訳のまずさ。特に前半部に関しては何を言わんとしているのかよくわからない表現が随所に見られます。もし英語が苦にならない方であれば、原著をあたったほうがよいと思われます(翻訳の不味さで☆一つ引かせて頂きました)