私自身はモルトを飲み始めて少し経ち、銘柄ごとの味の違いや自分の好みの傾向がある程度分かってきたかな、というくらいの初心者です。
英語で出版された6th Editionを先に買ったのですが、フレーバーの表現などが読みきれず、和訳版が出るのを待っていました。
モルトの味に少し慣れると色々な銘柄を試してみたくなりますが、メーカーやショップのHP上の紹介だけでは手がかりとして心もとないですし、この本のように同一基準である程度詳しく紹介した書籍があると非常に参考になります。
他のレビューやネット上の評判などではそれぞれの銘柄に対する採点がおかしい、という指摘もあるようですが、いくつかの銘柄をJim.Murray氏の「Whisky Bible 2010」と比較してみてもそれほど顕著な差はないようですし、舌の肥えた玄人筋ならともかく私のような初心者にはあまり関係がない気もします。
なにより具体的な言葉で香り・味等を表現してあるので、好きそうな銘柄を新たに購入してみるときのガイドに重宝します。
身近にモルトに詳しい知り合いがいたり、行き付けのバーがあったりすればあるいは不要かもしれませんが、独力でモルトの世界を開拓したい人にはうってつけではないでしょうか。