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モヤシ (講談社文庫)
 
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モヤシ (講談社文庫) [文庫]

椎名 誠
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

日本の伝統軽みの真価

非プリン系食品に覚醒した旅する作家は、利尻でモヤシを育て、久米島でモズクに命を救われる。
旅とビールと怪しい人々の物語。

「北海道に連れて行けばいいじゃない」
私のそんな逡巡を見て、妻はこともなげにそんなことを言った。
「えっ?こいつを連れていくの?北海道旅行に?」
「そう。水をやりながら旅をしていくなんていいじゃないの」
「ええ?モヤシと旅をする男かあ……」――(本文より)
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

一日一麺の人生をつらぬく作家は、尿酸値の高さを指摘され、非プリン体系食品に覚醒する。代用麺類として着目したモヤシに激しく傾倒、妻も巻き込みモヤシ料理に工夫を重ねる。ついに利尻島に栽培キットを持参しモヤシ育成の旅が始まる。旅と食い物にこだわり抜く堂々の“私モヤシ小説”。同時収録「モズク」。

登録情報

  • 文庫: 224ページ
  • 出版社: 講談社 (2006/4/14)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062753723
  • ISBN-13: 978-4062753722
  • 発売日: 2006/4/14
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
最近“疲れ”がみえるシーナの新刊。尿酸値を下げるための食生活に登場するのが「モヤシ」。居酒屋に行っても、北海道に旅行しても大好きなビールを制限し、ウニや蟹、ししゃもやカツオに生唾を飲み込みながらじっと我慢し、モズク酢や野菜サラダを注文する様子は、読んでいるこちらのストレスが溜まってしまう。やはり、シーナは「わっせ、わっせ」と喰い、「ング、ングッ」と飲んでもらわなきゃぁ(笑)。

しかし、モヤシやモズクでこれだけの長編が描ける作家というのは、シーナだけだよなぁ。いつも元気な著者のイメージだが、人生の後半期に差しかかり、最近のエッセイや私小説はしっとりとした落ち着きを感じるものが多くなっているような気がする。著者にとっては、その作風も含めて大きな転換期を迎えているのかもしれない。

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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
17年来の読者としては,椎名さんと言えば,うまいものを食べながらビールを飲んでいる姿が想像できるほど,どこへ行ってもビール,ビール…のビール好きというイメージがあったのですが,プリン体を気にするような所にまで来られたのだな…というのが率直な思いです。しかし,少し食に対して弱気になった自分の姿をおもしろおかしく書き,そんな中で発見したモヤシの魅力について生き生きと愛情を込めて綴るところは,さすがシーナ流です。
「モズク」という作品が同時収録されていますが,モズクもプリン体を気にする人にはい食材ということで登場します。この作品では,仲間と相変わらず南の小島でのキャンプ生活を敢行しますが,一瞬ヒヤリとさせられるハプニングが起こります…。こちらは,椎名さんとその仲間達の冒険心と食への探求心が楽しい作品です。
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形式:文庫
自他共認める椎名ファンですが、ここ数年のところ作品に以前のような元気が伝わらないです。読めば笑って元気が出る椎名節が懐かしいです。大変多忙な方であることが作品から伺えるのですが、それが原因なのかもしれませんね。以前の快活さを取り戻して欲しいです。
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