この本を読む人のニーズは大きく分けて2つあるかと思います。
1.ケータイ(コンテンツ)ビジネスの(検討の)参考にする
2.モバゲータウンを研究する
基本的には前者のケースの方が多いのではないかと思っています。
1.ケータイ(コンテンツ)ビジネスの(検討の)参考にする
○DoCoMo、au、SoftBankMobile及びモバゲータウンの関係者に幅広くインタビューしていて、
業界関係者の生の声として参考になる。
○ケータイビジネスの一般的な事項(加入者遷移、サービスの動向、勝手/公式サイトの傾向、
若者はケータイインターネットをPCインターネットより利用している、
○また、ケータイビジネスに関するデータがまあまあ盛り込まれており、社内で検討資料を作る際の
参考にはなる。
○SNSモデルを検討する際の参考となる。
△(往々にして難しいけど)ケータイビジネスの将来像についてはあまり踏み込めていないので、
周辺の新規事業を検討する際には参考にあまりならない
2.モバゲータウンを研究する
○モバゲータウンの関係者に直接インタビューしている為、どういう時代背景・タイミングにおいて
どういう理由でこのサービスを立ち上げ、機能・サービス拡張してきたのかが分かる
○SNSサイトとしてのモバゲータウンとmixiとの比較が分かりやすい
○アバターサービスの伸ばし方が詳細に書かれている
△無料ゲームサイトとしてのモバゲータウンについて記述が殆どないので、関連ビジネスを検討
する人にとっては不便。
△画面イメージをもっと貼り付けて、画面遷移や関係を明らかにして、実際に利用イメージが
どうなるのか図示しても良かった。
全体としてもう少し深掘りして、業界・サービス全体と現在と将来を見渡せるような内容になっていても
良かったのかな、パンチが足りないなという印象が残った