上級者にはオリジナル版、初心者とファミリーにはアレンジ版のモノポリーが用意されていますが、アレンジ版ははっきり言ってモノポリーではありません。最大の醍醐味である交渉がミニゲームになっており、自分が支払うべきレンタル料をミニゲームで他の人に押し付けることも出来ます。これではミニゲームの腕前がアレンジ版の腕前と比例してしまいます。権利書を抵当に入れることも出来ません。さらにチャンスカードで無料で土地を貰えたり、他の人から奪えたりしますが、独占していればこの対象からは除外されます。オリジナル版のテクニックはほとんど使えません。オリジナル版より運の要素がかなり強くなっており、展開次第ではかなり速く勝敗が決まります。私がプレイした中で最速の記録は1ゲーム5分です。
一方オリジナル版ですが、他の方のレビューにもある通り、CPUが全体的に弱く、交渉の際、一度手放した土地を次のターンでより高額で買い戻すなど、意味がわからないものもあります。上級者向けのCPUというものはいないので、上級者の方はかなり退屈でしょう。交渉システムもSFC版よりかなり面倒なものになっており、交渉の代替案の提示はほとんど出来ません、基本的に1から入力し直しです。繰り返すうちにうんざりしてきます。さらに、モノポリーを最も楽しくでき、大会などの公式ルールの人数は5人ですが、このソフトは4人で固定です。せめて人数を変更できる仕様にして欲しかったです。
利点はゲームスピードが過去のシリーズに比べて速いことくらいです。CPU戦のあまりのやりがいの無さに特典であるトークンを集める気も起こりません。一応評価は1としていますが、実際の評価は0です。なぜこんなにもこのソフトの値段が高いのか不思議でなりません。
本格的なモノポリーを楽しみたいのであれば、このソフトはお勧めできません。かなり古いものになりますが、モノポリーシリーズ最高傑作と言われるSFC版モノポリー2をお勧めします。